新しいデザイン思考
われわれ(西洋人)のほとんどは直線的な思考、システマチックな連続体を単純な連鎖や因果関係で捉えるやり方を刷り込まれている。そのため、将来性を複合的な問題だと勘違いし、複雑な何かを、個々の要素に分解して、パーツを別個に調査しようとします。
「改善」とは必ずデザインプロセスとして行うことです。
あるシステムを理解するには、レベルの異なるシステムの間の関係と階層構造を理解することが欠かせない。システミックデザインでは、視覚的にストーリーを語り、視覚的に分析し、対話を通じて知恵を引き出し、図を作成して情報を別の形に変換するといった「センスメイキング」を行なっています。
その上で、必要なのがステークホルダーとの共創です。
ステークホルダーと共創していくためには、ステークホルダーを選ぶ必要があります。そこで、ステークホルダーを選別する5つの基準があります。
インフォームド
インパクテッド
インタレステッド
インベステッド
インプリメンター
インフォームド
参加者は、問題を状況について深くしているか?広い心で、もっと多く学ぶ意識を持っているか?
インパクテッド
プロジェクトの結果や判断に直接の影響を受けるか?デザインの結果から悪影響を受ける恐れはあるか?
インタレステッド
プロジェクトに本気で関わろうとしているか
インベステッド
結果に対して個人的に時間やお金、労力を注ぎ込み、深く関わろうとしているか
インプリメンター
プランやデザインを実際に導入する人間になり得るか
以上の5つの基準でステークホルダーを選び、共創していく必要がある。
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