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今日もフリエに逢いに行こう   ~大宮は堅いよ~

「FULIE フリエ」は横浜FCの愛称です。かつてJリーグに存在した横浜のクラブ、横浜フリューゲルスに由来しています。

これまではホームであるニッパツ三ツ沢球技場での観戦記をご紹介しておりましたが、今回はアウェイ・大宮アルディージャ戦について書いてみました。

サッカーに、Jリーグに、そして横浜FCに少しでも興味を抱いていただけるように。そんな願いを込めて私と家族と仲間たちが、どんな風に楽しんでいるかをお伝えしてまいります。

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第9節の対戦相手、大宮アルディージャの監督は高木琢也氏。高木監督はかつてフリエの監督として、2006年にクラブ初のJ1昇格を成し遂げた言わば大恩人です。

フリエを離れた後、東京ヴェルディ、ロアッソ熊本、V・ファーレン長崎の監督を歴任し、2017年には長崎でもJ1昇格を果たしています。元日本代表のFWでもあった高木監督ですが、彼のチームの特徴は主に守備。非常に「堅い」守備を構築する手腕に長けています。

この試合、私は長女と二人でゴール裏から観戦しました。NACK5スタジアムは座席の傾斜角度がきつく、それゆえにとても試合が見やすい環境にあります。

普段バックスタンドから観戦する時の景色と比べると、選手のポジションを俯瞰して見ることができました。せっかくなので、長女にその辺りのことを説明しようと試みましたが、興味を示してもらえず。

彼女は大宮のスタグル、アルディーメンを美味しくいただいてご機嫌でした。私は写真の氷川の豚スタ丼を。試合開始後にも、自分なりに競技としてのサッカーの魅力を伝えようとしましたが、上手くはいかなかったかな…

試合は1-2で敗戦。フリエは2点先行された終盤に猛攻を仕掛けて1点を奪うことができましたが、全体としては精彩を欠く内容でした。

フリエサポーターの視点として考えると、主力選手の調子が上がってこないという印象が拭えませんが、そもそも試合とは相手があるもの。大宮側から見れば自分たちの攻撃と守備が単純にフリエを上回った、というゲームだったと思います。

その辺りの詳細を皆さんに分かりやすく説明できると良いのですが、残念ながら私の得意分野ではありません。なので、私が日頃参考にさせていただいている方のツイートをご紹介したいと思います。

こちらはより詳しく図解入りで解説されています。大宮は状況に応じてゲームの組み立てを変える柔軟さを発揮できていると分析。高木監督がしっかりと対策を施し、フリエの攻撃の狙いに対して大宮が対応できていたことがうかがえます。

最近はこのような試合のレビュー、プレビューを個人で書いてらっしゃるケースが増えています。これだけのボリュームのものを作り上げるのに一体どれだけの時間をかけてらっしゃるのか…頭が下がる思いです。

上記の文中でも紹介されていますが、かつて大宮やフリエでも番記者をされていたエルゴラッソの芥川和久氏のツイート。手堅いサッカーで勝利を手繰り寄せる「高木監督らしいチーム」だと大宮を称えています。

昨年の成績と比較しても、今年はスタートダッシュに成功したと言える大宮アルディージャ。フリエにとって昇格争いの手ごわいライバルですが、9月に三ツ沢で再び相まみえる日を私は楽しみにしています。

ただの強がりに聞こえても寂しいので、少しポジティブなデータをご紹介します。個人でやってらっしゃるJリーグのコラムサイトから。まずは第9節までの「30mライン侵入回数」のデータです。

そして驚きなのが「ペナルティエリア侵入回数」でフリエが2番目の数字をあげていること。攻撃に課題がある印象を抱いていましたが、ゴール前までは近づけているという数字が出ています。

この数字だけで楽観的になってはいけないのでしょうが、結果が出ない時はどうしてもサポーターは悪い方、悪い方へ考えがちです。「まだあわてるような時間じゃない」と思います。

大崩れしている試合もないですし、先の分析を見ても攻撃の意図は理解できます。自信を取り戻し、自分たちのリズムで試合ができるように、先制点が欲しいですね。

首位との勝点差は、9ポイント。いつまでも下位にくすぶっていられては困りますが、十分に巻き返しは可能です!

次節は21日(日)、ホーム三ツ沢で14時キックオフのジェフユナイテッド千葉戦。ジェフは佐藤寿人選手の先発の可能性があるようです。DFラインでの駆け引きが非常に巧みな選手ですから、警戒しつつ対戦がとても楽しみです。

スタジアムでは平成最後のホームゲームに「昭和の日」というイベントが用意されています。次回のnoteでご報告できるよう、堪能してきます!

週末は好天に恵まれる予報です。試合中は半袖でも平気かもしれませんね。それでは皆さん、三ツ沢でお逢いしましょう!

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