
英語面接の準備
Upworkで仕事に申し込んだ後、テキストのやり取りだけで仕事が始まる場合もありますが、クライアントに興味持ってもらった場合、採用を決める前にオンラインでインタビュー(面接)しましょうと連絡してくることも多いです。将来的により良い条件の仕事をゲットするためにも英会話力は鍛えておいた方が良いですね。
ちなみにUpworkはアメリカのフリーランスプラットフォームで、日本語翻訳や日本語WEBライター等の高額報酬の仕事も見つかります。正しくプロフィールを作成することが大切ですが、こちらのブログで詳しく登録方法を解説しています。Twitterでも情報発信していますので宜しければフォローお願いします。
発音警察は悪者?
頭が良く英語発信もできるインフルエンサーの中に「発音警察がウザい」とdisってる方をSNS上でよく見かけます。実名を出すのはやめておきますが、その方達の共通点は、超高学歴で頭が良く英語の基礎能力(単語力・文法力)もかなり高いのですが、発音が悪く(カタカナ英語)凄く聞き取りにくいのです。彼らの主張は「英語は世界共通語、ネィティブのように発音出来なくても大丈夫」です。
彼らの主張は海外旅行に出かける程度なら良いのですが、英語で仕事をする場合は間違っていると僕は思います。英語は仕事のツールですが、プロゴルファーが高性能のクラブを使う、板前が高級な包丁を使う、大工が高級工具を使うように、英語がツールの場合性能が高い方が良いのに決まっています。
実際に発音警察が嫌いな有名人の英語の動画配信で英語ネィティブから「何を言ってるのか全く分からない」と英語のコメントが多数寄せられてるのも見ました。ちなみに僕も聞き取れなかったですw
日本人のカタカナ英語とは?
日本人英語の代表的な欠点で、文法ミスを気にし過ぎてスラスラ言葉が出てこないというのもあるのですが、今日は発音に特化した話をします。
先ずはバレンタインも近いのでChocolateを例に取り上げます。先ずは正し発音を聞いて見ましょう。
勘の良い人はお気づきと思いますが
C H O C [O] L A T E
[ ]で囲んだOは発音しないのです。
すなわちこんな感じ
chok - lit
あえてカタカナで表すと
チョク - レット
・「ク」の後に「ウ」という母音を入れずに舌打ちのように「ク」と空気で声を出す感じ(声帯を震わせない音をunvoiced soundと言います)
・レットは実際には「レィト」かな?(カタカナでは無理)、「ト」の後も「オ」という母音を入れず「ト」はunvoiced sound(空気音)です。
音節(syllable)とは?
日本語のチョコレートは母音が5つ絡んでいるので5音節です。
しかし英語のChocolateはoが一つ抜けて、unvoiced soundは子音なので2音節です。(two-syllable)
即ち英語ネィティブが2文字と思っている単語を日本人が5文字で言うと聞き取れなくなるのです。
因みにチョコレートディスコは音符が余るので英語発音では歌えませんね。
逆に元祖はサザンの桑田さんだと思いますが、日本語歌詞を英語風に歌うのはsyllableを英語風に寄せて音符を使っています。(英語風の母音にもしてるけど)
確認してみよう
以上をご理解いただければ下記の動画で更に詳しく確認してください
↑この動画わわかりやすいですね。
Chocolateが理解出来たら次は応用編
family
interesting
comfortable
vegetable
これらも余分な母音を省いて正しいsyllable数で発音覚えてください。
英語はリンキング(複数の単語を繋げて発音する)することが多いので、リンキングした場合のsyllableも後に覚えると良いですが、先ずは単語単位で「英語のノリ」を掴んで下さい。
まとめ
最初に話題に出した発音警察が嫌いな方々は、本で英語を勉強する能力は抜群だと思います。しかし英語はそれだけでは十分ではありません。発音は勉強というより「練習」です。即ちスポーツや楽器と同じなんです。練習なしでゴルフの球が打てるようにならないし、楽譜ばかり見ててもピアノ弾けるようになりません。発音警察が嫌いな方々も練習すれば良いのにといつも思いますが、彼らは全くその気はないようです。勿体無い!(子供は練習不要)
日々発音も意識して英語面接の準備進めることをお勧めします。
Good Luck