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10/1 イギリス旅日記:鉄道ストライキの日にバスで奇岩ヘイトア・ロックHaytor Rockへ
私は2022.9〜2023.1の間、英国南西部のエクセター大学に交換留学しました。今シリーズは、エクセターを拠点にした英国内の様々な場所への旅行記です。コロナ後の鮮度が高い情報・長期滞在でなければ中々行かないような場所の情報も沢山掲載していますので、英国訪問を考えている皆さんの参考になれば幸いです。
今日はナショナルレールがストライキをしているので、バスで旅をすることに。今日の目的地はHaytor Rockといって、ダートムーア国立公園にある花崗岩が固まった奇岩である、
本日のルートはこちら。バス3本を乗り継ぐ。ちなみに3つ目の271系統は10月までの土曜のみ運転なので要注意。
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今回使うのは全てStagecoachのバス。なので同社のSouth West Explorerという乗り放題券を購入。271番はアプリ上ではExplorerが使えると明示されていないが、見せたら普通に乗れた。ちなみにオレンジの時刻バーはジャイロセンサーに連動して傾くようになっていて、スクショによる不正利用を防いでいる。
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エクセターのバスターミナルから39系統のバスに乗り込む。初めて来たが、凄く現代的で使いやすい。
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二階建てバスの2階先頭に陣取る。やっぱり解放感がすごい。これは途中のチャドレーの町。
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馬で走ってる人がいた。
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そしてBovey Traceyの町。ここで271系統に乗り換える。ここまで来ればあと5kmだ。
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ヘイトアロック下の駐車場着。なかなか開放的な場所だ。こかから歩いて岩へと向かう。平原の真ん中に立派な舗装路がある光景はアメリカっぽいが、ここは左側通行のイギリスである。
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中腹から。周りの草はシダの類である。
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岩の麓までやってきた。こうしてみると中々の大きさだな。今からこれに登るのか。
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岩には階段が掘られていて案外登りやすいのだが、それより怖いのが風である。本当に飛ばされそうになるほどの風で、必ず風上の方に重心を向けなねばならない。
頂上から撮った写真をみてほしい。風で立つ髪、膨らむコート。なかなかこんな姿は撮れないぞ。筆者は痩せ型な方だが、随分良い体格に見える。
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奥にはもう1つの岩が見える。こちらも登ろう。
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もう1つの岩に登ると、ヘイトアロックの全貌がよくわかる。こちらの岩は鉄の梯子が打ち込まれていた。
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岩に腰掛けると多少は風がマシになる。
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ちなみに一帯は放牧地となっていて、牛が放し飼いにされていて戯れることができる。
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他に場所がないので、麓のMoorland Hotelで食べる。これで£9なので結構高いが、スープの量はかなり多い。
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逆のルートで帰路に着く。39系統はニュートンアボット⇆エクセターの便なので、ストライキ中の鉄道の代替としてかなり混雑するのではないかと思っていたが、意外とそうでもない。
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