9/22 イギリス旅日記:ペイントン-ダートマス蒸気鉄道Paington-Dartmouth Steam RailwayのRound Robin
今日の旅は、エクセターから50km南方の港町ペイントンを拠点にした蒸気機関車・クルーズ船・オープントップバスのツアーである。Round Robinとして一体的に運営されており、中々盛り沢山であった。
今回はペイントン駅までの往復切符を事前購入。
9:30発のGWRペイントン行き列車。ロンドンからの直通便らしく、9両編成で現代的な車両。日立製。
ペイントンの街を少し観光。煉瓦造りの長屋が印象的。
チケットを引き換え。
ここからバスでTotnesの船着場へと向かう。なんとオープントップバス!綺麗だが風が凄かった。ちなみに、授業開始前の平日に行ったからだと思われるが、客層は8割くらいが定年後の老夫婦であった。
Totnesの街を散策。教会に入れたが中々荘厳である。地味な色の教会が多い中、ここの赤れんがは凄く綺麗。
さて、ここからクルーズでダートマスへと向かう。イギリスらしい放牧地が見える。放送のスピーカーがくぐもっていて全然聞き取れない…
日本に比べて、自家用ボートでクルーズしている人が本当に多い!背景にあるのはこれから乗る蒸気鉄道のレンガ橋。
ダートマス着。活気ある港町だ。
ここでは初めてニューコメンエンジンが実用化された。復元され展示されている。
さて、いよいよ蒸気鉄道のホームへ。入線時思いっきり警笛を鳴らされ度肝を抜かれた。これは凄いぞ。
ホームにて。本当に蒸気もくもく
客車も当時のまま、なんと8両の長編成!蒸気機関車に牽かれてれんが造りの港町を後にする。本当に19世紀から変わっていない!
海岸線に沿って進む。窓から顔を出せるので気分は百年前のやんちゃ少年。日本では中々できない気持ちいい楽しみ方。
ペイントン着。10km超を30分で走破した。途中駅では列車の入れ替えもあって、地元民も利用している本当に生きた鉄道である。19世紀英国の蒸気革命の時代に思いを馳せる旅。また乗りたいな。
GWRとダートマス蒸気鉄道のペイントン駅は隣り合っている。おそらく昔はダートマスまで直通していたのだろう。ペイントン-ダートマス間は一度廃止された後、保存鉄道として復活したわけである。