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『ORCHESTRAL COMPANION – STRINGS』レビュー 〜 お手軽ストリングス音源〜 [vol.152]
普段良く使うソフト・機材を簡潔にレビューしていきたいと思います。
今回はオーケストラ・ストリングス音源、SONIVOXの『ORCHESTRAL COMPANION – STRINGS』の使ってみた感想を紹介します。
特 徴
・シンプルで的確な音作りができるストリングス音源。
・コントラバスからバイオリン、アンサンブルまでひと通りパートを用意。
・セール時で破格の値段になる。
使ってみた感想
今回紹介するのは、SONIVOXの『ORCHESTRAL COMPANION – STRINGS』というソフト音源です。
シンプルなストリングス音源ですが、たくさんお世話になってきたので今回記事にしてみました。
基本的にオーケストラ・ストリングス音源として特化したソフトですが、ポップスにもとても使いやすいです。
個人的にもたくさんこの音源で楽曲を作ってきました。
何と言っても立ち上がりの良さです。
リアル音源は曲全体にアレンジで入れると、セクションによって立ち上がりの調整が結構大変です。
その点今回の音源は立ち上がりが楽曲に埋もれず、「ここに少しストリングスのフレーズを入れたいな」という場面にもってこいです。
あとは、音の安定感も良いのです。
最低限ですが、キースイッチも用意されています。
・SUSTAIN ・・・音を伸ばす基本的な奏法。
・STACCATO・・・音を切るスタッカート奏法。
・SPICCATO・・・跳ねるように音を切る奏法。
・PIZZICATO・・・弦を弾いて音を出す奏法。
・TREMOLO・・・音を揺らすトレモロ奏法。
ポップスのアレンジなどには充分活用できます。
プリセットには分かりやすく、ストリングスのパート別になっています。
・Ensemble Strings
・Violins
・Violas
・Cellos
・Contra Basses
DAW上で簡単にストリングス編成を組むことができます。
総評すると、タイトでテンポが早い楽曲にとても重宝する便利なストリングス音源です。
逆にスローなテンポで音が薄い楽曲は浮いてしまうかもしれません。
しかし、そのあたりもエンベロープの調整ができるので、楽曲にあったニュアンスに近づけることはできます。
エフェクトも「リバーブ」「コーラス」「ディレイ」「EQ」とストリングスに欲しいエフェクトが用意されています。
個人的にはこの辺りは切って使用し、ほかのプラグインでエフェクト効果をつけています。
好きなところ
・音の立ち上がりが良い。
・扱いやすい。
・ポップスにハマる。
気になるところ
・リアルさを求めるならほかのソフトの方が良いかもしれません。
こんな方にオススメ
・まだストリングス音源を持っていない
・ポップスのアレンジをよくする
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『レビュー』をもっと詳しく知りたい方はこちら
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