【ACL決勝1st】2−1先勝横浜Fマリノス
圧巻の5万人超の大応援&コレオはトリコロールに染まる
2024.5.11 19時kickoff
ACLでの念願のマリノスアンセムと共に、1年間かかてきた闘い、共に戦ってきた選手を映像で振り返り、気持ちは頂上へと、、、
いよいよ選手が入場
相手がエンドを変更した影響で、カウントダウンの音もかき消すほどの、“コイッコイッコイッ“コールと共に笛が鳴る
序盤は展開通りにマリノスのポゼッションからプレス位置や強度を探るがアルアインはそこまで前には出てこない
ブラジリアントリオはスタートから全開でゴールに迫っていく
カウンター狙いでラフに21番の前にボール蹴り、仕掛けていく
割り切りながら攻めていく
12分スローインから逸らされ、一瞬にして裏へ飛び出され、ポープが前に出る仕草に対して、エドゥが少し緩めた隙を狙われて1対1の局面を作られてしまい、一度はセーブするもののこぼれ球を押し込まれ失点、、、
すぐさま喜田がエドゥとポープの近くへ行き、メンタルサポートをして、切り替えていく
シュートクリエイトまでは良いので、あとは決めるだけの展開が続きながらも、相手キーパーは派手さはないものの、良いポディショニングと状況判断を備えている
ブラジリアンはいつものように特徴あるドリブルでチャンスを伺う、植中はヤンへのサポートが素早く縦パス横パスを交えられる展開
喜田へのパスルートが限定されていたが、永戸はが少しインサイドに入り、エウベルへのパスコースと相手を一人引きつけるポディションを取りつつ、詰まったら最前線へ飛び出していく
流石の動きだしを見せていた
エドゥの負傷退場は痛かったが、タイキ粘り強いディフェンスでゲームへの入り方が良かった
ナムは喜田のコースがない中、受けてスムーズに前への供給をしていた、植中は裏への意識が高いだけにナムのポディションも重要な中、スペースに入る動き、空ける動きは特に右サイドでは良く動けていた
松原はラヒミが左サイドに張る傾向があるため、事前に守重きを置いているよだったが、時折みせるスローインからの一気に裏は効果的であった
それぞれが役割を果たしつつもゴールが割れず前半0-1で折り返す
ただ誰の目からも明らかにマリノスペースだ
必ず逆転できる。
そんな雰囲気が漂っていた
運命の後半開始
早々マリノスの面々が出てくるが、相手は出てこない、、、
駆け引きと思ったが、どうやらお祈りの時間らしい
ここでも同様せず、選手は円陣を組みながらそれぞれを意思を伝えながら意思統一をしていく
後半の入りは少し手詰まり感もあり、いよいよオズの魔法を使う時間くる
60分にゲガ上がりのエウベルと喜田を下げ、宮市とナベコーを投入
ある程度決まった交代であったであろう
宮市は勢いよく裏へ抜け、タイキとタイミング合わなかったが、珍しくオーバーリアクションで早いタイミングで蹴ってくれと要求していた
これがキッカケで一段とプレースピードが上がったような気がする
ナベコー球際の強さと早さを出して、これに加勢していた
少しラインが引きはじてきたタイミングでロペスが引いて受け、ヤンへの展開
ボールが入った時に、すでにゴールへマリノスの選手が雪崩れ込み、一瞬切り替えたタイミングで植中が相手から離れる動きに合わせて、ヤンから柔らかいパスが供給
少しマイナスへ逸れたが、FWの意地を出して、捻りながら叩きつけ、見事なヘディングがゴールへ突きささる
歓喜の同点ゴール
FWから少し下がり、新たに境地になった大津や西村の系譜を感じる、見事なゴールだった
しばらくして植中はお役に御免
ナムも変わり、山根と榊原を投入
オズは中盤でのハイインテンシティを取る選択をした
素晴らしい交代だった
ナベコー山根榊原はとてつもない運動量と俊敏性を活かして、どんどんハイプレスとテンポアップを図って行く
歓喜は訪れる
コーナーキックの流れから、一度はクリアされるもの前線で身体を張り、山根が前で先にボールへ触り、こぼれ球を榊原が回収し、ヤンへの渡す
ふんわりクロスが奥の宮市へ
シュートクロスか炸裂し、いち早くナベコーが膝を出し、ボールはゴールへと突きささる
最大の歓喜を割くようにオフサイドフラッグが上がる
これぞ中東の笛、、、
しかしVARが入り、明らかなオンサイド
再びの頂上歓喜
歓喜を輪の中、ロペスは落ち着けと宥める
ベンチからも喜田とエウベルは喝を入れていた
オズと大島コーチはしきりに山根に指示
センターサークル付近では畠中と永戸に足の問題を伝えていたのであろう
得点シーンのコーナーキックも畠中が上がらないのをみると、この時点でスプリントやジャンプはできない状態にあった
ハムストリング断裂している選手なだけに、不安が残るが、交代枠を使ってしまい前線に畠中を残して、CB松原SB山根に変更
ここでマスカットが見出した山根の20歳にして複数ポディションをこなすスムーズさが生きる
松原も昨シーズン終盤にスクランブル状態のチームでCBをこなしているだけあり、不安はなかった
そして何より、ナベコー榊原の出足の早さと戻りの早さを褒めたい
勇猛果敢に彼らはサッカーの基本である、"球際" "切り替え" を強度高くこなした
ここにはオズの狙い通りであろう
最終盤、またしての中東の笛
いつしかの広島戦で退場した競り合いの如く、少し肘を上げてヘディング動作に入る、永戸のファールを取られてしまう
畠中もラインに入り統率
ここをなんとか凌ぎ切り、見事に2-1で先勝
ほぼ10人で残り10分を乗り切るために、試合巧者ぶりをみせところ、ポープのプレーなど見ていると、しっかりと意思統一がなされているところも抜け目がない
2stは2週間後
CBは上島が戻ってくる
不安はない
リーグ戦を2試合挟み、いざ最終決戦の地UAEへ
トリコロール勇者たち