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「ありがちですね、フィルム入れっぱなし」。

今日、現像に出していたフィルム2本を取りに行ってきました。
この2本とは、両方ともいわゆる
「ありがち」
な2本です。
どういうことかというと、カメラに詰めたまま忘れていたというやつ。
最近はほとんどデジタルなので、フィルムカメラにいつフィルムを詰めたのもすっかり忘れていて、
「たまに、空シャッター切っておくか」、
とシャッターを切っていたら、なんだか感触が違う・・・となり、
巻き戻してみたらフィルムが入っていた、というわけです。
いつ撮ったのかもわからず、半分ぐらいは無駄にシャッターを切ったフィルム。
だからといって、何か写っていたらもったいない・・・
ということで、現像に出しました。
お店では、
「これ、何も写ってないかもしれないんですが・・・カメラに詰めたまますっかり忘れていて、空シャッターのつもりでシャッターを切っていたら、フィルムが入っていたんですよ」
と出来上がりの悲惨さに防御を張ってと。
お店の人、
「ああ、ありがちですよね!」
ああ、そうなんだ、となんだか救われたような感じがした一言でした。
翌日、出来上がりを受け取りに行きました。
そして車の中で、割とドキドキしながら見てみると・・・
半分以上何も写っていない感じでした。
家に帰ってスキャンして確認。
写っている何枚かの写真を見て、
ああ、そういえば・・・
となりました。
写っていたのは昼休みに職場の森を散歩した時のものと、仕事帰りに海で撮ったもの。
なんだか、タイムカプセルを開けたような感じ・・・。
出来上がりは消費期限が7年前に切れているフィルムだってこともあり、
うーん、子供時代のプリントのような、彩度の低い、昭和を感じさせる写真たちでした。
まあ、これもよしと。
なんだか久しぶりのワクワク感覚でしたけど。。。
実はフィルムを入れたまま撮り終えていないカメラが3台あるんですよね・・・。
早く撮ってしまおう、忘れないうちに。

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