カメラを持って街歩き。長野市内で素敵なレストランを見つけました。
連休5日目の昨日、長野市へ行ってきました。市内は7年ぶりの善光寺ご開帳で大賑わい。長野駅から善光寺まで続く道はほぼ歩行者天国で、そこでいろいろなイベントを行なっていました。道を花々で彩ったり、着物のファッションショー的なもの、いろいろな地区の獅子舞披露など。コロナ禍などどこ吹く風。祭りの華やかな賑わいに満ち溢れていました。そんな中、お昼を求めて偶然入ったレストラン。名前は、
「Petite Restaurant アメリ」。
なんとなく入ってみたらそこは、外の喧騒とは全く別の落ち着いた静けさが漂う。店内はヨーロッパアンティークの空間。
座席数は多くなく、ゆとりの配置。壁には素敵なアンティークの戸棚があって、人形や、カップ、ガレを彷彿させるガラスのライト、陶器製の花々。そうそう、これはパリのアンティークなカフェの雰囲気。ヴェルサイユ宮殿、バイエルンのキーム城などにみられるリビングのようなの雰囲気を感じさせます。
ランチはビーフドリアセットを注文。ゆったりとした雰囲気の中で楽しくいただきました。
食後はホットコーヒーにケーキを添えて。ケーキは、マルチーズという名のケーキを注文。可愛らしいマルチーズのレアチーズのケーキ!?むむ、これは洒落か?パリのエスプリも一緒に堪能しました。
お店は若い男性が一人で給仕をしていました。黒のスーツに黒の蝶ネクタイ。その身のこなしもお店の雰囲気に溶け込んでいて自然。
会計の時に、お店のディスプレーはオーナーの趣味ですか、と話しかけてみたら基本的にその男性が一人でお店をやっていて、ディスプレーは近くにアンティークなものを扱っているお店があってそこで、とのことでした。やはりオーナーの趣味か。
それ以外にも、普段は学生さんがよく来られます、などと話しも弾みました。
そして、お金を払おうと思ったら目に入ったのは、これまたアンティークな木製のレジ。思わず、
「それ使ってるんですか?」
と尋ねたら
「そうです。これ電気がいらないんですよ、ふふふ。」
そりゃ木製だものね。立派にレジでした。
お店から出ると、街はお祭りの喧騒の中。
偶然に入ったレストランで味わった素敵なひと時の満足感に浸りながら、お店をゆっくりと振り返りました。そこには、外の喧騒とは別世界のお店が佇んでいました。
ぶらぶらとカメラを持っての街歩きも、こうした出会いがあって良いですね。
そういえば、留学していた時も、一人でこうやってカメラをぶら下げながらよく街歩きをしていました。
連休の5日目。
とても良い1日になりました。
また、街歩きをしてみましょう。
カメラを持って。
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