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Leipzigへ行ったらぜひ行ってみてください!シラーハウス。
ドイツ観光局のツイートは,ドイツに留学していたのでいつも懐かしい思いで楽しませてもらっています。
旧市庁舎,オペラハウス,ゲヴァントハウスコンサートホール,バッハが活躍したトーマス教会,ニコライ教会,メンデルスゾーンの家,ゲーテのファウストの舞台にもなったレストラン「アウエルバッハスケラー」など見所がたくさんあります。
そうしたたくさんの見所の中でも,私のお気に入りのところがあります。
それは,
「シラーハウス」
シラーハウスとはベートーヴェンの第九交響曲第四楽章の歌詞にもなっている『An die Freude』が書かれたところです。
場所はライプツィッヒ中央駅の左側の道をずっと行ったところ(だったと思うのですが・・・),郊外にあります。建物は,こじんまりとしていますが,とても綺麗に整備されています。近くに行けばすぐにそれとわかる,白を基調とした,小さな可愛らしい建物です。
その小さな家の二階を借りて住んでいたシラーは,この部屋で,あの壮大な『喜びの歌』を創作したんですね。
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私が初めて尋ねたのは留学している時。
ガイドブックで見て,ぜひ尋ねたいなと思い,授業のない日に行ってみました。
シラーハウスまでは,途中までバスで行きました。バスを降りてから,どこかなあ,とキョロキョロしていたら,何やら門の前で手招きをする女性がいました。実はそこがシラーの家で,女性はその管理をしている係の方でした。
建物は,本当にこじんまりとした木造りの建物でした。入り口を入り,早速シラーが住んでいた二階へ。
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それぞれの部屋は,掃除が行き届いていてとても綺麗にされていていました。フロアには,シラーの肖像画や,着用していたベスト,『An die Freude』の原稿などが展示されていました。
じっくり,展示物を見ながら「この部屋で,あの詩が創作されたんだ」と感慨深くなりました。
窓からは,こじんまりとした,でも整備が行き届いた美しい庭が見えました。シラーもここからこうした美しい牧歌的な景色が見ていたのかなあ,とまたまた感慨深くなりました。
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見学を終えて庭を散歩。裏の塀にはブドウの蔦が絡まっていて,まだ熟していない葡萄がなっていました。
他に見学者がいなかったこともあり,とてもゆっくりと寛ぐことができました。
これらの写真は私が留学していた1994年当時のもの。今はどうなっているのかなあ?
みなさんも, Leipzigへ行ったら,足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
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