「ジャック・ザ・リッパー」私見報告書 vol.1
気付けば少し秋の気配を感じる様になりました。(とは言え本当に10月かと疑う暑さですが。)
マスクでの生活も多少息苦しさが緩和された様な気がしますが皆様如何お過ごしでしょう。
いつの間にやら「出演記録報告」的様相を呈してきたこのnoteですが、これ迄沢山の方々に目を通して頂き、また応援して頂き有難い限りです。
出演作品が愛されていることを確認できる貴重な場となっております。
有難うございます。
さて、先日ミュージカル「ジャック・ザ・リッパー」は無事大千穐楽を迎える事が出来ました。
ご来場頂いた皆様、応援して下さった皆様、支えて下さった全ての皆様に厚く御礼申し上げます。
誠に有り難うございました。
と、いうことで今回も作品についての考察を出演者目線含めて綴っていきたいと思います。
長くなりますがお付き合い頂ければ幸いです。
「ジャック・ザ・リッパー」とは
19世紀末(1888年)にロンドンに現れた連続殺人犯の呼び名です。
「ジャック」という名は当時ロンドンで既に有名な通り魔「バネ足ジャック」でも使われている等、正体不明の犯罪者を「ジャック」と名付けていた様です。
また20世紀に同じく登場した娼婦ばかりを狙った連続殺人犯は「ジャック・ザ・ストリッパー」と呼ばれています。
いずれもメディアの策略と言えます。
ロンドンでは「ジャック・ザ・ストリッパー」の他に「ヨークシャー・リッパー(犯人逮捕)」「ブラックアウト・リッパー(犯人逮捕)」等メディアによって作り上げられただけで多くのシリアルキラーが存在し、「シリアルキラー・カフェ」などというものもあるそうです。(こちらは食べるシリアルとかけてます。)
※当時の風刺画
「ジャック・ザ・リッパー」の時代背景
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