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アメリカでのクレジットカード
アメリカでクレジットカードを持つ重要性
1.日本よりクレジットカードを使用する機会が多い
昨今の日本ではだいぶ現金を使用する機会が減ったが、アメリカではさらに機会がなく現金はほぼ不要である。床屋やFood truckみたいな個人商店でもクレジットカードは使えたりする。また、スーパーでもクレジットカード専用レーンがあるので、大変便利である。
2.クレジットスコアは個人信用情報
家や車を購入するときにローンを組む機会があるかと思うが、各人のクレジットスコアに基づいてローン金利が決まる。クレジットスコアが低いとローンも組めない…クレジットスコアが高いと利用限度額も上げられる。
クレジットスコアとは個人のお金に関する信用度を数値化したもので、300-850の間でスコア化される。当然、高いクレジットスコアだとローン金利が低くなるわけである。低いクレジットスコアの人は還元率の高いクレジットカードも作れない。
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FICOスコアの場合、下記の5つの要素で点数が算出される。
返済履歴(Payment History)
借入残高(Amounts Owed)
信用履歴の長さ(Length of Credit History)
新規借り入れ(New Credit)
クレジットの種類や構成(Credit Mix)
ざっくりクレジットスコアを上げる方法はと言うと、クレジットカードを長期間保有し、期日までに支払い、利用限度額の10%未満にするとよい。
渡米後のクレジットカード戦略
日系航空会社USクレジットカード 数か月保持からの他クレジットカードへのステップアップ
では、渡米直後のクレジットヒストリーの無い日本人はどうすればいいだろうか?過去履歴の無い渡米直後の人のクレジットスコアは700程度だと思う。クレジットスコアを上げたくても、還元率の高いクレジットカードを使えないというジレンマに陥る。そこで、味方になるのはJALやANAの日系航空会社USクレジットカードになる。こちらは審査が甘いので、日本で普通のクレジットヒストリーを持っていたら作れる。これらのカードを使用することで、JALやANAのマイルに還元されるので、日本に一時帰国するときに非常に役立つ。
これらのカードは渡米直後にクレジットスコアを上げるのに非常に役立ったので、感謝している。
ただ、下記に示すような他のクレジットカードの方がこれらのカードより還元率が高いことがままある。なので、渡米後3-6か月は日系航空系USクレジットカードを使用し、クレジットスコアを上げた後に、他のより高いクレジットスコアを要求するクレジットカードに乗り換えるという方法もある。
アメリカのポスドクレベルの財力だと主に2つクレジットカードを持つ傾向があるようだ。
1.AMEX gold card
2. Chase Sapppire Preferred card
この両者はJALやANAなどの特定の航空会社ではなく、20社くらいの航空会社のマイルに還元できる。また、1$あたりのマイル還元率が日系航空会社USクレジットカードより1-4倍高い。日系航空会社USクレジットカードはマイルの有効期限が基本的に3年だが、上記の2つは永久不滅であるという利点がある。また、航空会社のマイルに還元するだけでなく、アマゾンのポイントに還元できるなど、利用の幅も広いのも魅力的である。
これらのクレジットカードを生活の全ての出費に使用し、期日までに支払いをしていれば、1,2年でクレジットスコアは700後半にまでにはなる。