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【世界の食堂#13】世界一綺麗なカフェに行ってきた

タイトルの通り世界一綺麗なカフェに行ってきた

これはお世辞でもなんでもなく実際カフェの窓には「The most beautiful cafe in the world」と書かれている

今回訪れたそんな自信たっぷりのカフェは

ハンガリー、ブタペストにある

【New York Cafe】

ハンガリーなのにニューヨーク?

と思って調べたらどうやらその建物がアメリカの保険会社、ニューヨーク・ライフ・インシュアランス(New York Life Insurance Company)」の支社として建てられたことに由来してるそう!

ヨーロッパの旅ではよく出てくるこのカフェ、実はどうしても前々から行きたかった、!

数多あるカフェの中から自らが世界一美しいと名乗るカフェはどのような雰囲気なのか
コーヒー大好き星人なのでどうしても気になっていた

10時を回った頃ホテルを出発してカフェに向かった
もうすでにかなりの人の列が見える

世界一美しいカフェと書かれてる

長なりそうだなと思っていたが、案外回転率が良くて30分も待たず店内に入ることができた
ちょうど僕が中に入れそうな頃に列の人が一気に増えたのでタイミングが良かった

いざ入店

今まで各都市でカフェに訪れたがドアマンが常に待機してるカフェは人生で初だった。高級ホテルのような待遇に「世界一」なりの格の差を見せつけてくる

右手にチラッとドアマン


店内に入ると豪華な装飾、生演奏のピアノに視覚と聴覚を刺激されて本当にコーヒーを飲むための場所なのか混乱してしまいそう

天井、、


席に通されるまでに店内で少し待ったが、まるでマリー・アントワネットがケーキを食べててもおかしくない雰囲気でタイムスリップした気分になった

座った席は残念ながら少し地味で生演奏のピアノも近くで聴くことはできなかったが、それでも高い天井で開放感があってまるで美術館の中で座ってくつろいでいるようだった

んーほんとにカフェ?

コーヒー高すぎ?それとも観光プライス?

こういう普段と違った特別感を味わえるものは他より金額も高くなることは多いので予想はしてたがやっぱりメニューを見て驚いた

コーヒーのメニュー

エスプレッソでまさかの7ユーロ
ほぼ1000円
僕が頼んだ普通のアメリカーノでも9.5ユーロ

普通のカフェの約2倍以上

せっかく来たし次にいつ来れるか分からないからケーキも頼むことにした

ピスタチオのタルトが気になったのでそれを頼んでみた
お値段約16ユーロ

コーヒーとケーキを合わせれば普通にイタリアンに食べに行ってお釣りが出てきてもおかしくない

倹約的(天使)な自分と楽観的(悪魔)な自分がそれぞれ頭の中で喧嘩していたが旅行に来るとどうしても楽観的な自分が勝ってしまう、、

コーヒーの味は良くも悪くも普通(笑)

3ユーロで同じものを出されても気づかない気がするが、このここでしか味わうことが出来ない特別感と引き換えに考えると意外と妥当なのかも

タルトはラズベリーのクランチが乗っていて濃厚で美味しくてコーヒーに合う

ただ、記事を書いてる今現在この写真をみてこの握り拳より小さいケーキに自分の食費2日か3日分を使ったと考えるとちょっと良い思いをしすぎてるのかもしれない、、笑

日本のブックオフで購入した三島由紀夫の「金閣寺」を読みながらのコーヒータイムは至福としか言えない
世界一美しいカフェで日本一美しいとも言える金閣寺の小説を読むのは我ながらオシャレじゃないか

トイレに行くついでに店内をぐるっと見回したが席によってはピアノが隣で流れていたり装飾も特に豪華だった

来たかった場所に来れて優雅な気分を味わえたのでお会計を払って次の目的地に向かうことに

お会計はケーキとコーヒーで約23ユーロ
日本円で3600円くらい
そう考えると確かに観光プライスにしても高いかも、、
雰囲気だけ味わいたい方はコーヒーだけでも充分楽しめると思う

しかし、まぁ20歳でこれを体験できたことは間違いなく自分の中で糧になったし値段が高くても訪れる価値は大アリ!

コーヒーが好きな方、ブダペストに遊びに来てる方、非日常を感じたい方は是非!
New York Cafeに訪れては?

masato

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