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読書・映画感想文

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#読書感想文

過去に存在する自分の“加害性”との対峙(小説「ブルーマリッジ」を読んで)

あの人が今の自分の発言や投稿を読んだらどう思うのだろうか。過去の自分の行動は、批判する自…

静寂に身を浸すことで感じられた「小さな声」

ときどき自分の声が小さすぎて聞こえなくなるときがある。 綺麗だと感じていたものへの確かな…

天狗だったあの日の自分へ

以前から気になっていた『大学1年生の歩き方』を読んだ。ちょうど明日から4月。この土日に街で…

泣くほどの理由もない。ただ一人ぼっちだ

ただ出会いを探しただけなのに、なぜこんなにも自分の人生について突きつけられ、悩むのか。 …

傷によって人は繋がれるのかもしれない

自分に特筆すべき感性なんてあるのだろうか。 日々の生活や映画、小説を通して、特別な感情や…

食べものを思い浮かべられること

最近、食べものについて思い浮かべられる幸せがあるのだということに、はたと気付かされた。 …

「ピンとこない」の中にある傲慢さ

「ピンとこない」って便利な言葉だなと思う。その通りではあるのだけれど、目の前にあったはずの数々の言葉にしなければならない諸問題を覆い隠してはこの一言に集約してしまえる。 「悪いわけではないのだけれど……」という歯切れの悪い会話の、深めるべきだった解像度をそのままに、そうなのだと納得してしまえる便利な言葉。恋愛において使うことが殊多いと思うのだが、マッチングアプリを使うようになってから言うことが増えたなあと感じる。 「恋人つくるぞ!」と一念発起してマッチングアプリを始めてか

繊細さと流れていく感情

川上未映子さんはどうしてこんなにも「繊細さ」を代弁してくれるのだろうか。本を閉じた瞬間そ…

黄色い家、危うさと隣り合わせだった過去

川上未映子さんの「黄色い家」。貧困や犯罪と隣り合わせの環境や家という小さな世界以外に社会…

ぼやける記憶の中で、確かにあったこと

東京の喧騒の中で生きていると、東北で育った頃の記憶がぼやけていく。生きる世界線が近いよう…

中学3年、夏。

中学3年、夏。僕が捧げたのは6人で襷を繋ぐ"駅伝"。自分のルーツを挙げるとしたら、絶対にあの…

苦しさをどこまで捉えられているのか

2月に上間陽子さんの「海をあげる」という本を読んだ。社会学者として、沖縄の女性の貧困につ…

愛されることを受け取ってもいい

はっきり言って、自分は「闇」とか「影」のある人間だと思う。できれば明るく平和に生きていた…

僕に魔法をかけてくれてありがとう

先日とあるエッセイを読み終えた。 岡田光世さんの『ニューヨークの魔法』シリーズ。 ニューヨークに住む作家の岡田光世さんがニューヨークで出会った人たちとのエピソードを綴ったシリーズ全9作のエッセイ。1作目の「ニューヨークのとけない魔法」に始まり、9作目の「ニューヨークの魔法は終わらない」まで続く。 僕がこのシリーズを読むきっかけになったのは、東京にいた時に長距離の記録会や駅伝を一緒に観に行った友人・きょうちゃんがnoteで紹介していたからだ。 きょうちゃんがnoteで紹