【相場コラム】“石破ショック”を経て相場は上昇へ!直近の好材料で株価上昇を期待できる銘柄3選
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自民党総裁選で石破茂氏が選ばれ、日経先物は一時2,000円超の急落となり、総裁選挙翌日の日経平均下落率ワースト1位を記録した。ドル円もわずか数時間で1ドル146.5円から141.6円にまで円高が進み、「石破ショック」と言われる現象となった。
そしてこれに一番ひるんだのは石破総裁だったことは想像に難くない。
これまでずっと党内野党として、利上げや増税、原発ゼロなどの政策を掲げてきたにもかかわらず、その姿勢が変化している。
10月2日に日銀の植田総裁と会談した後、記者団に対し、「現在、追加利上げをするような環境にあるとは考えていない」と発言し、3日の資産運用業界のイベントにおいては経済政策の柱の一つに位置付けた「投資大国」の実現に向け、「投資のプロフェッショナルのパートナーを求めており、マーケットや金融機関の関係者とのコミュニケーションが極めて重要」との考えを示した。また、10月4日に行われた所信表明演説においては「安全を大前提とした原子力発電の利活用」と発言し、これまでの原発ゼロに向けた姿勢に対しても明らかな変化を示した。
野党の重鎮、前原誠司衆議院議員への挨拶の際には、前原議員から「石破カラーを出して頑張ってください」と声を掛けられた際、「出したらぶったたかれる」と本音を漏らす一幕もあった。
この最初から手のひら返しの石破政権の姿勢に株式マーケットは利上げや増税に対する警戒感が薄れ、値を戻してきている。ドル円の為替相場に至っては石破ショック前の円安ドル高に振れ1ドル148円を突破した。
そして、アメリカでは、10月4日、雇用統計が予想を遥かに上回る雇用者数の増加、また、失業率の低下を示し、懸念されていた雇用や経済の悪化に対しポジティブサプライズとなり上昇機運が高まっている。
今まさに日本株、アメリカ株ともにリスクオンの様相が湧いてきている。
今日は現在のこのリスクオン気配の状況に、さらに個別事案として大きな追い風を受けての上昇期待を感じる銘柄を3つ紹介していきたい。
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