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来週(1/30~2/3)のイベントチェックと相場戦略(無料記事)

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【お得】年刊カブアカマガジン⑳~㉛(2023年・全記事)

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■ イベント確認と投資戦略(1/30~2/3)

 -海外

アメリカの決算においては、好決算とは言えない内容であっても株価を上げる銘柄が多く見られている。これは、要人の度重なるタカ派発言に対しても市場が飽きていることを示していることを感じさせる。
業績がイマイチで、企業はレイオフの嵐であっても今のところ株価は安定している。
パウエルの代弁者ともいわれるニックティミラウスの発言からもインフレ抑制の進行について、ある一定の満足感が感じ取られている。
これは、FRBが、インフレ抑制にいかに集中してきるかという事の証明と考える。

しかしその一方で新たな問題が湧いてきている。
金融ショックについての懸念である。
アメリカ経済が、ローン支払いが滞り、自動車を手放す米国民が増加している。
債務不履行率はリーマンショック真っただ中である2009年の金融恐慌期を上回りだした。
2/1に発表されるパウエル議長会見からそれが発せられるかはまだ分からない。もう1か月くらいはいつものインフレ抑制についての可能性も高いが、経済の次のストーリーは明確に見えてきている。

 -日本

1/27の決算では最近好調な地銀各社の発表がスタートされた。

週明けからメガバン決算が出始める。相場の争点はアメリカの利上げによって生まれるドル高、円安が、日本の物価上昇を招いており、これを金融政策でどのように対応するのかという観点から、緩和継続やYCC政策、後任人事といったことにフォーカスが集まっていると見ている。
金融セクターは今、間違いなく相場の中心であり、その思惑如何で株価のボラは大きくなっていっていると考える。
また、その一方で、個別決算においては好業績、自社株買い、増配、上方修正を出す企業も散見される。
相場の大きな転換はやはりアメリカ主導と考えるが、
日本株の急成長+財務健全+割安指標の銘柄は、
リスクヘッジの観点からも魅力的と感じる。

※決算のnoteは別途投稿し、全銘柄について分析一覧を出します。

※投資の最終判断は自己責任でお願いします。

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