【定点観測】アメリカ経済指数の確認。生産者物価指数(PPI)、ミシガン大学期待インフレ率、建築許可件数、住宅関連指数|2月16日の発表から
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2月16日、
・生産者物価指数(PPI)
・ミシガン大学期待インフレ率
・ミシガン大学消費者信頼感指数
・建築許可件数
・住宅関連指数
などが発表されたのでまとめておきます。
・生産者物価指数(PPI)
国内生産者が販売する商品やサービスの価格を測定する指標。コアはエネルギーと食品を除いた数字で、FRBがより注目をしている数字と言える。PPIが上昇していれば、インフレの傾向であり、逆に下落すればデフレの傾向。
・ミシガン大学期待インフレ率
向こう12ヶ月の1年期待インフレ率と向こう60カ月の5年期待インフレ率のモノとサービスの価格の先行きに関し消費者の予想をまとめたものである。
・ミシガン大学消費者信頼感指数
ミシガン大学が毎月発表する消費者信頼感指数だ。約500人への電話調査からまとめたもので、そのうちの60%への調査結果を速報値として10日頃に、最終結果である確報値は月末に発表している。コンファレンスボード発表の消費者信頼感指数に先行して発表されるため注目度は高く、米国GDPの約70%を占める個人消費の動向を確認できる。
・建築許可件数
建設許可件数は、新たに建てる建築物で政府より許可された件数のこと。件数の増減により住宅市場の景気の判断材料になるため、住宅市場にとって重要な指標
・米国 住宅着工件数
特定の月に建設が開始された新規建物の増減数を測定するもの。商務省より発表されるこの指標は景気に大きく影響を及ぼす住宅分野の指標として注目されており、新築住宅販売戸数や中古住宅販売戸数の先行指標。
・米国 NAHB住宅市場指数
住宅市場指数(HMI)は、住宅建設業社の景況感を示す。同指数は約900の建築業者を対象とした調査からまとめられる。50を上回る数値は米国の住宅市場に建築業者が明るい見通しを持っていることを示す。
▪ 米国 生産者物価指数(PPI)
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