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【定点観測】最高の買い場の到来か?政情不安激化と長期金利上昇で相場は総悲観状態!今後の相場展望。

相場は総悲観状態!

イランは13日から14日にかけてイスラエルに向けて多数のミサイルと無人機を使った大規模な攻撃を仕掛けた。当初イランはイスラエルに対して攻撃はしないと見られていただけに、マーケットはサプライズとなり下落して反応した。また、先月まで下落を続けてきていた原油価格は85ドルまでの急騰を見せた。
また、アメリカの景気過熱によるインフレ再燃懸念も収まらない。昨年、一昨年の度重なる利上げの影響で、今年はアメリカの景気過熱が収まり、利下げが行われると思われていた観測は大きく外れ、米国の景気過熱は依然として陰りを見せない。その結果、利下げ観測どころか再利上げ観測まで出てくる状況になっている。昨今の金利上昇はそれをもろに反映している現象といえる。金利と株価は基本的にシーソーの関係なので、金利が上昇している今、株価の上値は重くなっている。

政情不安と、米国の景気過熱がダブルで発生している今、相場は総悲観となっており、連日の下落を続けている。相場の強気、弱気を示すFear & Greed Indexでは、1か月前を見ても1年前を見ても長らくGREED状態をしてしていたが、ここにきて一気にFEAR状態に突入した。
今日は、相場を悲観させている要因として考えられる中東情勢とアメリカの景気過熱、そして日本の株式マーケットについて定点観測を行い、今後の相場展望を考える。

中東情勢の状況

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