芝浦機械(6104)の銘柄分析。通期決算分析と今後の投資戦略
こんにちは、カブアカです。2023年の年刊マガジン、販売開始しました!
==================================
▪月間マガジン
☟
・ 2023年6月
▪1年間まるごとパッケージ
☟
何卒宜しくお願い致します。
==================================5/15引け後に芝浦機械(6104)が本決算を発表した。
同社の情報を整理し今後の投資戦略を考える。
▪ 芝浦機械(6104)
射出、ダイカストの成形機が中心。大型工作機、半導体製造装置も。東芝と離別。
・株主構成
・指標(6/1時点)
時価総額:1,222億円
PER:6.1倍
PBR:1.23倍
利回り:3.09%
信用倍率:8.17倍
ROE:7.2%
ROA:3.1%
ROIC:5.6%
β:1.2
▪ 4Q業績
素晴らしい増収増益の成長。
-累計
-単独
-会社予想に対する着地
(上半期)
-
(通期)
売上、経常益は予想下回る。
営業益、最終益、EPSは予想を大幅に上回る。
-コンセンサス予想に対する進捗
売上進捗率:101.0%
営業益進捗率:104.8%
経常益進捗率:96.0%
純利益進捗率:148.1%
1株益進捗率:165.4%
--Q経常利益のコンセンサス予想--百万円に対し
--百万円の実績で--%の遂行率。
▪ 今期の見通し
売上、最終益、EPS、において過去最高業績予想。
EPSについては大幅成長を予想。
▪(新コーナー)”じっちゃま式”良い決算指標
①〇:165.4%
通期コンセンサスEPS:161.2
4Q実績EPS:266.6
②〇:101.0%
通期コンセンサス売上=122,000百万円
4Qの売上高=123,197百万円
③〇
会社予想はコンセンサスに対して強い。
▪ 財務分析
・自己資本比率
43.5%(2022年3月期:50.0%)
・BS
純資産増
資産増、負債増
・流動資産増かつ流動負債増
・固定資産減かつ固定負債減
-資産
前事業年度比+22.8%
流動資産、増(商品及び製品、仕掛け品が増)
固定資産、微減
-負債
前事業年度比+38.9%
流動負債、増(支払手形及び買掛金、短期借入金、製品保証引当金、が増)
固定負債、減(長期借入金が無くなる)
-純資産
前事業年度比+6.7%
・PL
粗利率 30.2%→31.5%
営業利益率 3.9%→4.7%
※
固定資産売却益による特別利益。
固定資産評価損、関係会社株式評価損による特別損失。
・営業キャッシュフロー”じっちゃまルール”
サポートに心から感謝します。これからも研究や分析の精度を上げてまいります。 また、分析システムの保守やバージョンアップにも活用させていただきます。 今後とも何卒よろしくお願いいたします!