来週(2/6~2/10)のイベントチェックと相場戦略(無料記事)
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■ イベント確認と投資戦略(2/6~2/10)
-アメリカ雇用統計
アメリカは株式マーケットの堅調さとは裏腹な経済の強さを示した!
金曜日の雇用統計は雇用者数で目を疑うような予想の上回り方であった。
-失業率の評価
失業率は1969年5月以来の低水準。
-平均時給の評価
鈍化傾向を維持したと言っていいだろう。
雇用者数が大幅に増加しているにもかかわらず、平均時給は鈍化傾向を崩さなかった理由としては、最低賃金割合の高い黒人層の失業率が大幅に低下し雇用改善されたことがデータでも示されている。
白人とアジア人、ヒスパニック系の失業率は上昇している。
参考までに、先月1月6日に発表された12月雇用統計についてを振り返りたい。
先月についても今月発表と同様、雇用増が市場予想に対して強く、
かつ、平均時給が予想よりも低かったのが先月であった。
今月は、雇用者数が大幅増、そして、平均時給は予想通り、
という発表。
平均時給が下がった先月は、データ発表を受けて株価は上昇。
今月はあまりにもサプライズな雇用の強さで、さすがに株価上昇とはいかなかった。
(参考)先月の雇用統計発表日の相場振り返りnote
-ISM非製造業景況指数
また、同日数時間後に出されたISMサービス景況感指数も、前月、そして予想を遥かに上回るサプライズデータを出してきた。
雇用統計の強いサプライズに加えてISMサービスの予想大幅上回りにより、
さすがに終値は前日を下回る結果で引けた。
やはり、このデータを見て、
FRBは改めて引き締め強化、引き締めの長期化を考えざるを得ないことをストーリーに入れて相場に臨まなければならないだろう。
-パウエル声明
(ハト的発言)
・コモディティのディスインフレのスタート
(タカ的発言)
・年内の利下げは想定していない
・利上げ継続
-日本
日本は諸外国に比べインフレの問題は大きな問題とされていない。
しかし、このアメリカの雇用の強すぎるデータは、
雇用の大幅増 ⇒ 原油高 ⇒ CPI下げ止まり ⇒ インフレ長期化
の方程式を生む。
それは相対的に堅調であったとしても日本のハイテク株には厳しい環境を生み、また、昨年の今頃と同様、資源株に相場が回ってきてもおかしくないと考える。
※投資の最終判断は自己責任でお願いします。
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