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「えひめ森林公園」で究極のスペアリブを食べるアウトドアイベントに参加した話
「愛媛県」と「モンベル」がタッグを組んで、何やらアウトドアイベントを開催するらしい…という話をどこからともなく聞いたのが今から3週間くらい前の話。
そこで旅とキャンプが好きな私と嫁は、すぐに愛媛県の公式サイトをチェックしました。すると予約申込みがすでに始まっていたので即座に電話をしてなんとか滑り込みセーフ!
限定20人のイベントでしたが、無事に参加することができたのでどんなイベントだったのかレポートを残しておきます。
「アウトドアクッキング in えひめ森林公園」の詳細
今回のイベントは、簡単に言うとみんなで「キャンプ飯」を作って美味しく食べよう!…という内容です。
ただし、20人に限定するのには下記のような理由があったんです。
必要なキャンプグッズをモンベルが提供
薪割り、火付け、調理法をプロが伝授
食材はすべて愛媛県が用意
上記の内容だけでもスゴイのに、参加費がなんと完全無料!
大事なポイントなのでもう一度だけ言います。
参加費は無料!!!!!
正直なところ、イベント当日になって手数料とか保険代などと言ってくるんじゃないかと疑ってましたが、いやいや本当にタダでした(すいません)。
開催場所は伊予市にある「えひめ森林公園」で、JR松山駅から伊予横田駅まで電車で行き、そこからは歩いて現地に行きました。
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伊予横田駅からは4kmくらいあるうえ、少し山を登るので歩き慣れてない人は車の方がいいと思います。
いざ、イベント会場へ
会場となる「えひめ森林公園」は、とにかく大自然を満喫できる場所として知られています。
しかも今の時期は山もカラフルに彩られており、この日は快晴だったこともあって最高に癒やされながら歩くことができました。
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たっぷりと自然を味わい、マイナスイオンも充電したところでイベント会場に到着!
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今回のイベントポスターも貼ってありました。
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薪割りと火付け!
参加者は2〜3組のチームに分かれて、それぞれ異なるタイムラインで作業を行うようになります。
まずはモンベルのスタッフから「薪割り」の方法を実演デモしてもらいました。
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小型の「ナイフ」と「斧」を使い、それぞれどのように使えばいいのかを丁寧に教えてもらいます。ここで作った薪は、あとで火付けのときに使うことになるわけです。
「斧」に関しては、思いっきり振りかぶって薪を叩き割る…ということはせずに、あらかじめ薪と斧の刃を密着させた状態でそのまま一緒に叩きつけて割るというスタイルでした。
これが一番安全な方法ということで「なるほど〜」と考えさせられたのが印象的でした。
そして、料理をするために「いざ、火付け」を実演しました。
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最初は細く削ぎ落とした薪と麻紐をほぐしたものに着火してから、少しずつ大きな薪に火を付けていく流れです。
あとは鉄鍋をぶらさげて、油をひいてからグツグツと強火で熱します。
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鍋を覆うように炎が大きくなっている状態が「強火」とのこと。
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ちなみに「弱火」は炎の先端が少し鍋にあたるくらいだそう。
それにしても…燃えている薪ってなんだか分からない魅力がありますよね。。
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コーヒー片手に1時間くらいはじっと眺めていられる自信があります。
究極のスペアリブを求めて
さて、鍋がいい感じに温まったところで、いよいよ食材を投入します!
その食材とは、もちろん「スペアリブ」!!
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ゴツゴツした巨大な肉の塊を1つずつ投入していきます。
「ジュワ~ーーーー !!!!!」
必要以上に熱せられた鉄鍋から、お肉の焼けるいい音が煙と一緒に鳴り響きます。
しっかりと焦げ目をつけながら、塩胡椒で下ごしらえをしていきます。
しばらくして、水・酒・砂糖・醤油などで味を整えながら、マーマレードを加えて煮込んでいきます。
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ここまでの作業はスペアリブを作り慣れているモンベルのスタッフさんが、一緒に丁寧に作り方を教えてくれるので迷うことはありません。むしろ、最高に美味しいスペアリブを作るためのコツを聞き漏らすまいと、必死にお肉と格闘していました。
少しずつとろみが出てくるので、お肉をひっくり返しながら極限まで味を染み込ませていきます。
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この段階でもう12時を過ぎており、目の前にはすでに美味しそうな状態のお肉があればお腹が空いていくるのは当然です。
それでもじっくりと煮込んでいくことで、スペアリブは美味しさを倍増していくとのことだったので食べるのをひたすら我慢しながら待ちます。
数十分ほど経過し、もうそろそろいいかな…? というあたりで、
「究極のスペアリブ」はここからです!
と言われて、さらに待ち時間が発生します。
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めちゃくちゃ美味そう。。
もうこの時点でとろっとろ〜になったお肉がたまらん!
ちょっと味見しようかな〜と何度も手が伸びますが、参加者の目線が気になって躊躇しつつ、「みんな待ってるんだから…」と自分に言い聞かせながら待ちます。
そして、さらに数十分ほど経過したところで、鍋をテーブルに移動させました。
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他のチームが作ったお肉などもテーブルに並べられます。。
バイキングスタイルなので、みんなそれぞれお肉を小皿に取っていきながらあとは食べるだけ!
見てください。これが究極のスペアリブ!
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秘伝のタレに漬け込んだような、とろっとろのお肉がそこにあります。
そして、いざ実食!
口に入れた瞬間にとろけるお肉と、甘辛いタレが絡み合います。
「うめぇぇ〜〜〜ーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
思わず「えひめ森林公園」全体に響くほど発狂したくなるうまさ。
これは破壊的に美味しい。
ヤバすぎる…。
食後の癒やし時間
じっくりお肉を堪能しながら、実は別のチームが作っていたポトフも少し頂いて体も温まりました。
しばらくして、モンベルのスタッフさんが何やら変わったアイテムを取り出してお湯を沸かし始めました。
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これは薪や小枝を投入して火を起こすのですが、その火を電気エネルギーに変換して小型の送風機から風を送る仕組みになっています。
燃えている間はずっと風が出ているので、ゴォゴォと勢いよく炎が燃え上がります。お湯も短時間で沸くのでこれは便利なアイテムだなぁと感心しました。
そして、食後のコーヒータイム!
さらに、マシュマロが用意されていたので、串に刺して残り火で焼き目をつけながら食べます。
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外側がサクサクになり、中身はとろ〜りしているマシュマロに大変身。初めて食べたのですが、とても香ばしくて美味しいです。もちろん、コーヒーにもよく合います。
なんて贅沢な1日なんだろう。
そう思いながら、今回のイベントは満足度1000%超えで終了しました。
最後に各種ノベルティグッズや資料などを貰って帰ります。
こんなかわいい「えんぴつ立て」も頂きました。
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さいごに
愛媛県が主催するイベントでこんなに楽しかったのは初めて…と言ったら怒られるかもしれませんが、それほどまでに満足度が高かったです。
県のイベントって、小学生向けか年配者向けの内容ばかりというイメージが強くて、私たちのような30〜50代の中間層が楽しめる今回のようなイベントがもっと増えるといいなぁと切実に感じました。
そして、翌日からは愛媛県のサイトで何か楽しいイベントやってないかなぁと眺めるのが日課になってしまったのは言うまでもありません。
今回のイベントを実現してくださったみなさま。
楽しいイベントを本当にありがとうございました!
<今回のイベントリンク>
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