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念願の別大と先頭集団と

おつかれさまです。
前回は別大の振り返り、というよりもほぼ九州旅行記だったので、今回はちゃんと振り返ります。
緊張のスタートラインから、号砲が鳴り、果たしてどんなレースになっていたのか…。

まぁ、サムネ画像見てもらえれば分かる通り、そもそもレース自体がちゃんとしてないから振り返りもクソもない感じではあるんですけどね…。

 しかし、そう思って書き出してみたらやっぱりいろいろ長くなってしまいましたので、すみません、レース本編も前後半にさせて下さい…(笑)(最近なかなかに忙しいことも有り文章を推敲して読みやすくすることができず…。そんな中で次々レースにも出場してて、ぼーっとしているとまた書きたいものが増え続けていきそうで…。)



<全体>

さて、いろいろお話しする前に、まずは私の5km毎のラップタイムから見ていただきましょうか。

もはや伝統芸能のばからっぷ

35㎞以降私の身に起きたことは、もはや皆様想像してください。。。

まぁ、端的に全体をまとめておくとですね、

・~ 5㎞:先頭集団!すごい選手たくさん!カメラたくさん!楽しい!応援すご!
・~10㎞:あんなに突っ込んだにしては余裕があるな。ペース走感覚。
・~25㎞:案外ペースが落ちない。さほどきつくもない…。もしや今日はすごい記録が出る!!??
・~35㎞:さすがにキツい!でもまだ粘れてる!大幅ベストは間違いない!頑張れ、ワイ
・~finish:死ィィィィィィ~~~!!!!

 …、です。わかりやすくていいネ。

 正直、最初の5㎞というよりは、5㎞~25㎞の「マラソンで自分が意思をもってコントロールしなければいけない部分」で、どうしても欲や焦り、高揚感から、自分で自分をコントロールすることができなかったことの方が、後半の失速の要因としては大きいと思っています。

どういうことか、そして、あの時何が起きていたのか。
自分自身、次以降のレースにつなげていくために、しっかり言語化、振り返っていきます。

なかなかレベルの高い市民ランナーの方々でも、フルの最初の5㎞を15分切って突入される方は多くはないと思うので、ある意味(?)貴重な経験になったとは思っており、皆さんの何らかの参考になったら嬉しい限りです。

※尚、書きながら思っているのですが、おそらく普通のマラソンランナーはここまでせずとも自分を理解して自然に実行されていることも多いのだと思いますが悪しからず…。m(_ _)m

<序盤戦>

走ってみて実感しましたが、全体通じてどフラット。しかも最初の5kmはおそらく気持ち若干下ってるようですね。
初めに断っておくと、最初の5kmは貯金を作って〜みたいな思考ではなく(もしそうだとしたら流石に本当に頭悪すぎる。(笑)ビットコインに全ツッパして「貯蓄より投資!」と言ってる人に近しい())、
「いけるところまでは先頭集団について、テレビに抜かれてやるぜ!」という、まぁそれはそれで頭の悪い考えのもと忠実に実行していました。
(その後はペースを落としてフィニッシュタイムとしては、目標値=自己記録・サブ2.5にまとめる算段)

なので、「突っ込んで入った」という感覚すらあまりありません。ただ、15分フラットで入っていたにしては、想定よりも非常に余裕度が高かったです。
10kmやハーフであれば、自己記録に近いタイムが出たかもしれないなと思ってます。
正直いこうと思えばもう少し長く先頭にいることは可能でしたが、流石にこれだけ長いこと先頭集団にいれば、どこかでカメラには抜かれたやろ、ということで当初の目的を達成したと判断した私は、4km過ぎくらい?から少しずつペースを緩め、自分のペースに戻しにかかります。

1kmあたり5〜10秒ずつくらい落として、3:25〜30/kmくらいのクルーズにする腹づもり。
なので、次の5〜10kmのラップは16:40〜17:00くらいを想定していたのですが、ここで思ったよりペースが落ちていませんでした。
(後ろから単独走の選手に追いつかれ、やや向かい風だったこともあり2人の集団を作ったことなども影響)

5〜10kmのラップは16:18。
10kmの通過が31:15となり、10kmロードレース(10000mも含めて)の社会人ベストを更新しての通過となりました。
…この時点でマラソンのレースとしては相当にあたまわるい展開になっていますね。

ここで改めて実感したことなのですが、想定ペース(イーブンペース)より早いペースで入った場合、そこから落とす、っていうことがなかなか難しいんですよね。
自分では落しているつもりでも、結局同じくらいの集団に引っ張られたりレース独特の高揚感だったりで、結局は「いけるとこまでいっちゃう」レースになってしまいがちなんだろうなと。
(ここまでアタマワルイ突っ込みをしなくても、発生していることは同じなんだろうな、と思いました。)

それを避けるためにはこれまた結構勇気がいることかもしれませんが、「あ、突っ込みすぎた」と思った時点で、結構意識してペースを落とすしかないんでしょうね。

<中盤戦>

さて、10㎞〜中簡点でも同様、後ろから来た数人のランナーと集団を作って推移。
この時点では早いペースの割に、身体的、精神的にかなり余裕があったので、変に単独になるくらいならば集団で力を貯めたほうが良い、と判断しました。
(この二人を逃したらずっと一人になってしまうかも…という怖さもあり。)

10〜15k:16:45
15〜20k:16:56

ペースとしては非常に安定してますね。
程なくして迎えたハーフ通過も1:08:40。
11月のMINATOシティハーフとほぼ変わらないタイムでハーフを通過してしまいました。
多少マラソンに覚えのある人がここまでのお話を読んでいただければ、
「あたまわるコイツ。マラソン初心者かよ」と思われるかもしれません。
えぇ、全て仰る通りです。※その後の大失速がそれを物語ってますね。
僕の場合は常軌を逸してやりすぎてますが、やっぱりマラソンにおいて最初に貯金を作るって…というのが、本質的に効率の悪い行為だということがよくわかりました。
多分間違ってることや「そんなことはお前に言われずともわかる!」みたいな話も多いとは思うんですが、やはり身をもって体感することや、ある種「極端に・大袈裟にやってみることで実感する」というのも重要な感覚だと思っています。

<後半に続く…>

 さぁ、バタバタしながらとはいえ、マラソン史上最速ペースでハーフ通過…。
しかし、そんな夢のような時間は長くは続くはずもなく、このあと想像を絶する地獄のような経験をすることになるのですが、それは後半戦でお話しさせていただきたく…。

noteの勝手がわかっておらず、長さや体裁などこれで良いのか感はありますが、それでも読んでくださる方、スキを押してくれる方、本当に嬉しいです。

少しでも何か有益で楽しい発信になるようこれからも頑張ります。

それでは、後半もお楽しみに…。今日のところはおやすみなさい。zzz…

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