問題解決したくない人たち
おはようございます。楽ラボのマサトです。
(これを読んでくれる人が楽になりますように)
ネガティブな人とか、消極的な人とかがよく
「自分は〇〇だから××できない」っていいますよね。
でも別にこれは珍しくなくて
僕もそう思っていました。
けどこれって
「××できないのは〇〇だからしょうがない」といっているので
自分を楽にしてあげているんですよね。
〇〇さえなければ本当の自分は解決できるのに・・・
〇〇さえなければなぁ・・・
って言い訳を作っているんです。
原因論と目的論
この「AだからBできない」という考えを
一般的に原因論と言います。
Aという原因があるからBができないという結果がある。
という考え方です。
一般的に多く知られていますよね。
例えば、
女性が男性に浮気されて振られたから男性恐怖症になった。
自分がイケメンがだったら、めちゃくちゃモテていたのに。。。
学校でいじめられたから、引きこもりになった
原因があるから結果がある。という考え方です。
でもこれって本当でしょうか?
女性が男性に浮気されて振られたら100%男性恐怖症になりますか?
イケメンじゃなくてもモテる人はいるはずです。
いじめられても100%引きこもりにはならないはずです。
これに相反する考え方があります。
それが目的論です。
目的論の場合
Bができないのはしょうがないという言い訳のため
Aという状態を作り出している。と考えます。
Bでもいい。むしろBだから安心できる。
Bになるためには理由がいる。
そのためにAの状況を作り出しているというのです。
ちょっとわかりにくいと思うので先ほどの例で表しましょう。
「女性が男性に浮気されて振られたから男性恐怖症になった。」
これでいうと。
男性恐怖症になれば自分が男性に傷つけられることはない。
むしろ周りにかわいそうと思われ大事に扱われる。
「自分がイケメンがだったら、めちゃくちゃモテていたのに。。。」
イケメンじゃなくてよかった。
もし自分がイケメンじゃなければ別の理由を用意しないといけない。
イケメンでないが故にモテない自分はしかなたい。と思いたいのです。
「いじめられて引きこもりになった人」
引きこもりになったおかげで親や先生が腫れ物を扱うように大事に扱ってくれる。外には敵がたくさんだ。自分を守ってくれる両親のそばが安全で楽だ。
原因論が役に立たない理由
そうはいっても原因がなければ今の結果がないんだから
原因は大事だろう!!という意見があります。
本当に原因って大事なんですかね?
いや、僕も昔はそう思っていました。
でも、例えばですよ?
あなたが風邪を引きました。
病院に行きます。
もし、ここで原因が大切なのであれば医者はこう言います。
「昨日急な雨に降られて体を冷やしてしまったから風邪を引いたんでしょう」と言って終わりです。
普通これだけ聞いて
「よかった。原因がわかった!!!」っていう人はいないはずです。
それより、
「これからどうしたらいいか?」
が重要になるはずです。
原因がこーだからあーだからできない。
と考えている人たちは結局のところ
そもそも問題を解決したいと思っていません。
原因論を振りかざすとはこういうことです。
起こってしまったことに対して原因を探してもなんの進歩もありません。
それより、「これからどうするか」それだけを考えて進めませんか?