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英会話に使える英文法、使えない英文法の違いとは

以前、英会話に英文法は必要であるという内容の記事を出しました。

英会話の上達において、同じ英文法を学ぶにしても「使える英文法」と「使えない英文法」があり、その違いを話したいと思います。

結論から言うと、使える英文法とは、


会話として発する英語に必要な基礎を指します。これは、言葉を正確かつ効果的に組み立てるための土台となる基礎英語が完全にアタマに入って使いこなせる知識です。


例えば、S+Vから始まり、時制の使い分けや疑問文の構築、基本的な修飾語など即座に組み立てられるために必要な文法ののことです。

一方で、使えない英文法とは、主に受験や資格試験のために特化した知識です。多くの場合、試験の過去問を解いたり、文法問題を解くためだけに勉強されたルールや例外に基づく文法の知識を指します。


これらは、実際のコミュニケーションで直接使われることはまれ、むしろ試験の合否に必要な英文法のことです。例えば、形式的な構文や特殊な文法規則の例外などの英文法です。


同じ英文法と言っても英会話において両者の間には明確な違いの「使える英文法」は、とにかく当たり前の基礎を当たり前に瞬時に「使える」ための知識で、


「使えない英文法」は、目的が試験のためであって、テストである以上間違わせるために作られたテスト問題に出る英文法のことです。


当然、知っているに越したことはないですが、英会話ができるようになりたいのに、初心者がわざわざ最初から覚える必要はないし、問題の選択肢から選んで答えるような英文法の問題集が全問できたところで、


実際の英会話には選択肢もヒントも何もないところから英文を言葉として作り出すため英文法問題が解けたからって何も役立ちません。


目的を見間違ってはゴールにはたどりつけないように、英文法をただ学ぶことが目的ではなく、英語が話せるために何が必要か?を誤ると、


なんとなく今まで学校や受験でやってきたやり方をそのままくり返して、何も結果が出ないから英文法は不要だというのは的外れです。


それが「使えない文法」なのです。
文法が使えるようになるには、まず「英作文」できる英文法。

英作文できることは英文法の総合力が必要なわけで、日本語→英語に
変換できるための必要な文法力が使える英文法です。


やみくもに昔の英文法の問題集を引っ張り出してやっていませんか?

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