ミャンマー日記:5日目〜人口40人タンヨウ村でホームステイするで〜
やっほー、まさまさだよ。
ミャンマーは【5日目】になりました。
6:30
インレーはニャウンシュエについた。
旅行会社を運営する鈴木さんが紹介してくれたホテルでひとやすみ。
8:30に目覚め、歯磨きをする。
美人の女の子がいる〜。
ピアスをつけるのに手こずっている。
『Good morning』といい『どこからきたの?』とスムーズに声をかけ…そびれる〜w
9:00
チョールインさんが迎えに来てくれて、インレーツアースタート。
ミャンマー人の握手は柔らかいw
これまで外国人の握手はガシッとしっかりのイメージだったが…。
英語で会話をする。
チョールイン:インレーは観光業がメインで人が来ないと儲からないんだよ。
僕:今月のツアーガイドは何人目?
チョールイン:君を入れて2人目かな?繁忙期はだいたい10〜12月、ヨーロピアンが結構くるよ。
チョールインは、29歳で僕と同い年だ。1歳の赤ちゃんがいる。ツアーガイドと農業をしている。
赤ちゃんの写真を見せてくれる。可愛い!
マーケットを通る。
チョールイン:今日はここのマーケットが盛り上がってるね。他の日は、マーケット全体が他のところへ移動するんだよ。明日はヘーホー空港のあたりがさかえるよ。
今日はラッキーな日だと教えてくれた。
インレーの人口は7万人だ…。僕が住んでいた高知県南国市は5万人だった気がするw
これから歩いて、向かうタンヨウ村は人口40人の小さな町だ。
もうみんな家族のようなもんだとチョールインは言う。
チョールイン:雨季と乾季とぱっきり分かれるので、作物を育てるのも難しい。育つものが限られるかな…タバコ・バナナ・マンゴー・ドラゴンフルーツ・ニンニクとかがメインで、あとは家畜(鳥と牛)だよ。
チョールインはパオ族(パオ語)を話すし、タンヨウ村のタンヨウ語も話す。あとは、ミャンマー語、英語を使う。
英語は4ヶ月間、学校に通い勉強したという。
その後はツアーガイドとしての7年の中の実践で培ってきたと。
歩いていると、若いマンゴーだと教えてくれた。
実が取れるようになるまで4年ほどかかるらしい。
手入れは不要だが、長くかかると。
トゥモリストを拾う。
カレーや料理などに入れる薬膳だと。
お腹を壊したりしないように入れるんだと。
よくよく聴くと、ウコンだ!
日本では、二日酔い予防でも飲んだりするよ、と。
僕:ミャンマーは好きか?
チョールイン:好きだ!
僕:村の生活はどうだ?
チョールイン:楽しいが、貧しい。お金がないから食っていくのが難しい、贅沢はできない。だから、子どもも2人までが限界だ、
子どもはたしかにお金がかかるかもしれないが、国の宝だと言っている国もある。チョールインは『高い、お金がかかる』と何度も口にする。その発想は今の日本と似ていると感じた。
子育てに対して公的な支援が薄いと、荷物のように考えてしまうのだろうか?
人口減少は、国力の低下になるだろうし、子どもへの投資ができないと、発展はないように思ってしまうが…。
チョールイン:現状では、酒を飲んだり肉を食ったり、贅沢はできない。もっと金があればリッチな生活もしてみたいと思うが、まぁまぁ満足だ体を動かすのは好きだし、パソコンとにらめっこはあまり楽しそうにない(これは触れたことがないもあると思うが)し、農業も楽しいぞ。
何より自然がたくさんあるのは嬉しいことだ。空気もすごく美味しいだろ?
僕:その通りだね。空気を目一杯吸ってみる。
車だと60分くらいの道のりを6時間かけて歩く。
洞窟を通る
9時にスタートし、(3時間歩いた)12時でお昼休憩の場所に到着する。
家が竹で編んで作られている。
高床式になっている。
中に入ると涼しいし、竹が冷たく心地よい。少ししなる。
ここはパオ族の村だ。
電気は通っていて、おじさんがTVを見ている。
チョールインがお昼ご飯を作ってくれる。
お野菜のピリ辛スパゲティ(ニンジン・パプリカ・カリフラワー・キャベツ・ピーマンが一緒に炒められている)
アボカド(リンゴ・玉ねぎ)サラダ。
美味しい!
男の料理的なやつだw
オレンジやバナナも出てくる。
お腹いっぱいだ。
横になる。
チョールイン:眠っていいぞ!次は15:00出発だ!
と、ゆっくり横になり、いつのまにか眠る。
パオ族の村は、50人の村だ
さて、15:00、再出発だ!
チョールイン:友人のガイドが電話も繋がらないしバイクの鍵までなくしてるみたいだ!おそらく彼はパニックだな!
と2人笑う。
その鍵は、パオ族の家に忘れられていてチョールインが預かったようだ。
チョールイン:僕はヤンゴンに行ったことがない。でも、こっちは空気が綺麗で匂いもいいだろう?街は排気ガスやフライ、人の多さ、シガレットなどで臭いだろう?
僕:たしかにそうだね。東京も臭いよw
自分の生まれた場所を誇れるのは素敵なことだ。
すれ違う人。
日本昔話の「カチカチ山」ではないか!
洗濯している女性がいる。
チョールイン:村の女は強いぞ、僕よりもな!
僕:日本も同じさ、尻に敷かれるとか言うんだけど、女の人はすごいよね!
すごく立派な建物が現れた。
ムンク(僧侶がいるそうだ)全て寄付で成り立っていると。
ノート村は人口70人みたいだ。
サンセットをみる。
乾季はインレー湖の水が蒸発してモヤがかかったようになるらしい。
サンセットだけでいうと雨季の方が綺麗に見えると言っていた。
サンセットまでの時間はチョールインが流す、ミャンマーソングを聴きながら、爪を切る!
この山の山頂付近で爪切った人は少ないんじゃないかなw
下からいうと、インレーの街があり、パオ族の街があり、ノート村があって、その上にタンヨウ村がある。
全部言語が異なる。
昼飯はパオ族料理で晩飯はタンヨウ族の料理になるそうだ。
ここまで変わり映えのない景色と文章かと思うが、6時間歩いているw
タンヨウ村に着いた。
ホームステイ先は、泊まるのはガイド、チョールインの家だw
妻の父親と母親と従兄弟の子と妻と1歳の子どもの家にお邪魔する感じだ。
ガチホームステイ。
『ようこそ〜!』という感じでもないw。
日常(おそらく)にひっそりとお邪魔させてもらう感じだ。
ほんと、お邪魔かもしれないぞ…。
チョールイン以外は英語ができないので、たまに目を合わせてニコニコとしている。
不思議な空間であるw
ネットが繋がらないのは、ある意味心地よいなw
かりんとうのようなお菓子をくれる。
いとこの子供に『いる?』
って聞くと断られるw
父と母は少し緊張しているという。
そりゃそうだ。
見知らぬ男が来たんだw
火をおこすのも薪だ、コンロはない。
日がくれたらみんな仕事を終え、家に帰って団欒し、ともに食事を摂る。
これも幸せの1つの形だと思うな。
とても静かな時間が過ぎる。
料理はチョールインがして、母が手伝うという構図だ。
これが普通らしい。
手持ち無沙汰の僕は『何か仕事をくれ!』といって、ニンニクと生姜をすりつぶした。
玉ねぎの皮などの生ゴミは家の外へポイ捨てだ。
家は高床式になっていて、2階に住んでいる。
二階からぽい!
下に、肥料を作っている部分があり、そこに捨ててるからいいんだ!という。
いとこの耳に穴があいている。
伝統的なものだという。
チョールインと父親はあいていないのはなぜか?
と問うと『好きじゃないからだ!』とww
そんなんありなんやね!
男性は30歳くらいで外す人が多いし、結婚したら外したりするらしい。
女の人は、死ぬまでつけると言っているが、母は好きじゃなくてつけてないし、妻もつけてない。
なんでもありなんかーい!w
ミャンマーの豆腐を食べる。
日本のものとは全く別物だw
豆腐と思って食べると微妙だが、ミャンマーの新食べ物と思えばいい感じだw
いとこの親は?
というと、離婚して、父親は死んで、母親は別の街で別の男と結婚した//だから彼は一人で、ここに住んでいる。
チョールイン:今日の晩御飯はリッチだ!
僕(心の声):ありがたいことだよ。よそ者を家に入れて、かつ、リッチな晩飯を用意してくれるんだ。ほんとありがたいことだ。
中華料理ぽくて、日本人も好きな味だと思う。スパイスを効かして飯が進む味だ!生姜やニンニクを使った料理だ。
1つ言うなれば、油をめちゃ使うということと味付けが同じであるということだなw
コンロは火鉢が2つで、熱伝導をうまく使いながら、ご飯とおかずが冷めないようにしている。
これも知恵だな。
盛り付けられて、一人前だという。
全部お前の分だと。
僕:こんなにも食べれないし、あと大の大人4人家族の分があるからと、そんなにいらない
チョールイン:食べろ食べろ。
とおもてなしだなぁとありがたく受け取る。
ご飯が追加で運ばれてくる。
『もう食べられない。』
はちきれそうまで食べて、give upした。残すのは悪いと思いながら、食べきれず。
チョールイン:とても星が綺麗だから、見に行けば?
真っ暗すぎて、道がわからない。
家に帰って懐中電灯を借りる。
歩くのがやっとだ。
徐々に目が慣れてくると同時に、星の明かりを強く感じる。
ボーッと星を見ていると、ササーと流れ星が流れる。
そして、なぜが、僕の頬にも涙が流れる。
なぜか、泣き虫なんだなよなぁ〜。
1時間ほどボーッと星空を眺め5つほどの流れ星を見る。
星も食事も、6時間も歩いてこなくたって見れるし味わえるかもしれない。
でも、ここまで歩いてきて、チョールインとその家族と一緒に食事を食べた。良いも悪いも温かい気持ちになった。
ありがとうありがとう。
22:00
一旦家に戻る。
布団に、毛布を3枚も用意してくれている。
ロンジーに履き替えて、おやすみでござる。
風呂は無い!w
明日は6:00前に起きてサンライズを見るよ!
明日はうまくいけば、首長族に会いに行ける。
選んだツアーが間違えて、首長族をすっかり忘れていて、新しいホームステイツアーを選んでしまったのだw
頑張って山をくだろうと思う。
じゃーね!
polca
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