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聖なる一歩〜エジプト旅vol.3〜

エジプト2日目 9/17
カイロから砂漠ツアーに参加するよ。


6:00起床予定
目覚まし前、5:45に目覚める。
ホテルで出会った瀬尾ひろゆきさん(ファッションフォトグラファー)・しゅうさん(ヘアアーティスト)・たかさん(映像系)とさたけと砂漠ツアーへ出かけるのだ。

彼ら3人が誘ってくれて始まった…ありがたい。

瀬尾さんと後部座席で話す。
「年末帰るから飲もうぜ!LAにいるからサーフィンしにきなよ。ウェットスーツだけ持ってさ。仕事は、言葉を交わさなくていい状態の人たちとやる。ファッション雑誌に乗るようなファッションフォトグラファーをしている。
アメリカには『そんなもんでしょ』って感じで、ニューヨーク・LAに渡った。(そんなもんってどんなもん?w)

よくわからぬ感性の持ち主で面白い。
砂漠ツアーが終わったら、アフリカを南下してナセル湖で「ナイルパーチ(めっちゃでかい魚)」を釣るんだと、現地で釣竿を調達する予定だと笑って話しているw

4時間車に揺られ、10時に休憩。何にもない。日差しは強い。それだけ。

運転手はカーチェイスかのように時速200km近くで、前の車と数mで電話しながら笑いながら運転している。「勘弁してくれよ…万が一とか思っちゃう。」siwa oasis(スウィーワオアシス)へ近づくほど砂漠に緑が生い茂る。水は生命線だな。
6時間後の12:30到着
マンゴージュースをいただく。

フレッシュなマンゴージュースはとろとろだった。

昼ごはん。
ファルフェルかな?(写真参照)

美味かった!薄いパン(アエーシ)を半分にちぎり、間に具材を挟んで食べる。

さて、4WDに乗り換えて砂漠ツアースタート。
運転手はミゲル

黒砂漠→クリスタルマウンテン→白砂漠→サンドボード→夕日→白砂漠本格版。


今砂漠の真ん中で星空を眺め、倒れている。
大空にちっぽけな私。
この世界に生きた証を残すには、そばにいる大切にしたい人を大切にすること。今を今を生きることだな。
幸せだ。
とか思っている、そんな今19:07

生きている、私は生きている〜。
流れ星をみた19:09

私はこれからどう生きて行こうか…
と行き詰まる。

今日はそんなこと考えずボーッと心の声に耳を傾けよう
ミゲルが「ジャパニーズ!」と大声で呼んでいる。
晩御飯の時間のようだ。
ご飯、ご飯みたいなものが入っているスープ、トマトとジャガイモ、玉ねぎの煮込み、鳥のもも肉丸焼き、ティー、マスカット

運転手のミゲルは「フェネックを捕まえて、今さっきさばいたから新鮮だぞ」と言っているw
食卓をミゲル(ドライバー)、ジェニス(フランス人32才)、しゅうさん、たかさん、瀬尾さん、僕、そしてさたけで囲む。
まるで宅飲みの様。
ふと振り返ると、砂漠のど真ん中であることに気づく。
なにこれw
異次元異世界

みんなは英語をさらりと話す。
日本人3人組はアメリカで働いているから…。
ジェニスは英語・フランス語・スペイン語・すこしアラビア語も話せるようになったと披露してくれた。
そして、さたけも。

僕は全然わからない。
みんなが笑っている。
笑うタイミングがわからない。
砂漠で孤独を感じるw
誰かが訳して教えてくれるわけではないしw

食後、ミゲルはさたけを口説く。
「ジャパニーズ・ガール!」と呼び出す。

この砂漠には月が2つあるな。
一つは今上で輝いている。
もう一つはどこだい?
僕の目の前だよ(さたけにむかって)
(英語ね)

口説いていると思えば、荷物の整理をしている。
今45才で25才ほどの娘が4人いるという。(フランス人ジェニスには60代か?って聞かれていたww)

最初は寡黙なおじさんだったが、だんだんと冗談を言い、面白い面を見せる。
ジェニスは明日フランスへ帰る様だ。
とても楽しい時間になった・良いメンバーに恵まれたと喜んでいる。
何事も一番に楽しそうにはしゃぐジェニス。
素直で面白い。
見習おう!

ちなみに、もう一つのグループは中国人が多く、めちゃめちゃ自由で運転手が困っていた。それをみた運転手ミゲルは「Chinese is difficult」と言って、みんなを爆笑に誘う。

さて、今は21:36
夜空、星を眺めながら、こうして携帯のメモにひたらすら記録している。

おしっことうんちは好きにその辺でしろ!だそうだw

寝付くまで、星空を眺めよう。
ここはエジプトなんだな。
とても不思議な気分だ。

23:55
さっきまで空高く明るさを提供してくれていた月が、ついに地平線に沈もうとしている。
オレンジから真赤になって地平線に沈むムーンセット。
初めてだ。
その後の星たちの輝きはさらにまし、空全体が星。(写真がないのが残念)
車から不用意に離れると遭難してしまいそうだ。
星空の下でする立ちションの気持ちの良いことこの上なし。

星空の下、マットの上で寝袋にくるまり、仰向けに星を見ながらいつの間にか意識を失った。

砂漠ツアーの1日目が幕を閉じた。
ばいばい。

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まさまさ(佐々木将人)
サポートありがとうございます。 あなたのそのお気持ちのおかげでnoteを続けてこれました。 去年は1年で120本…みなさんのおかげです。これからも誰かに届く文章をかいていきたいです。