傾聴力とベースの共通点!
どうもっ!リーマンベーシストのMASATOです。またまた夜中の更新です。こんな時間になると、ついつい色々と考え事をしてしまいますね。今日(昨日)は、月曜日。リーマンにとっても大変な一日で、皆さんもお疲れ様でした♪
今回はちょっと面白いテーマで書いてみたいと思います。
「傾聴力」と「ベースフレーズ」の共通点についてです!
普段、仕事でコミュニケーションを取る上で「傾聴力」が重要だとよく言われますよね。自分も面接でアピールしたことがありますよ笑。相手の話をしっかりと聞くことで、その人の気持ちや考えを理解することができ、信頼関係を築く手助けになります。これがないと、どんなに自分の意見がしっかりしていても、相手には響かないんですよね。
実は、この「傾聴力」って、ベーシストがフレーズを作るとき、楽譜を読む時にもとても大事な考え方なんです。ベースの役割は、単に低音を鳴らすだけでなく、バンドの中でリズムやハーモニーを支えること。それは、他の楽器やボーカルに耳を傾ける力が必要になります。では、ここからは「傾聴力」と「ベースフレーズ」の共通点について話していきたいと思います!
相手(他の楽器)の話を聞くように、音を聞く
傾聴力では、相手が何を話しているかをしっかりと理解することが重要ですよね。相手の言葉の裏にある意図を読み取ることで、的確な応答ができるようになります。ベーシストにとっても、他の楽器やボーカルが何を表現したいのかを「聞く」ことがとても大事。例えば、ギターがメロディックなリフやソロを弾いているとき、それを際立たせるようにシンプルなルート音を弾くことで、全体のサウンドがバランス良くまとまります。
逆に、ドラムがドライブ感のあるパターンを刻んでいるときは、ベースラインをよりリズミカルにすることで、楽曲に躍動感を与えることができますよね。これも、ドラムの意図を聞き取る力があってこそですよね。
2.リアクションが大事
傾聴力では、相手の話を聞いた後に適切なリアクションを取ることで、会話がスムーズに進みますよね。(ベーシストは無言なのでは…それは単なるキャラづくり!笑)無反応だと、話し手は「聞いてるのかな?」と不安になってしまいますよね。これもベースの演奏に当てはまります。
バンドの演奏中、例えばギターがソロに入ったときに、ベースがそのソロに合わせて動きやテンション感を変えてあげると、演奏全体に一体感が生まれることを意識しています。逆に、ずっと同じフレーズを弾き続けると、せっかくのソロも単調に聞こえてしまうかもしれません。それならベースがいる意味はないですもんね。ベースが他の楽器にリアクションすることで、バンド全体の演奏が引き立つと思ってます!
3.過度な主張をしない
最近とある某筋肉ベーシストの動画をみています。参考というより楽しいコンテンツだな〜っていう感じで2倍速で聴いています。ベースがうんぬんではなく人として面白いし、話が的確で凄いなと思っているんです。(2倍速って傾聴力とは..)
「傾聴」では、自分ばかりが話すのではなく、相手の話をきちんと受け入れる姿勢が求められます。自己主張が強すぎると、会話は噛み合わなくなりがちです。これって、ベースラインにも言えることですよね。
ベースは低音を支える楽器だからこそ、過度に目立つフレーズを弾きすぎると全体のバランスが崩れてしまうことがあります。例えば、ジャズなどのジャンルでは、ベースが目立つ場面も多いですが、それでも全体のサウンドを常に意識しながら弾くことが大切。バンド全体を引き立てる「縁の下の力持ち」でありつつ、時には前に出てしっかり主張する。このバランス感覚が、ベーシストとしての魅力を引き出すポイントだと思っています。某筋肉ベーシストとキャラの一つとしてスラップをバキバキやっているだけで、バンドインではルートを意識したフレーズを弾く、そして目立たないこと!と言っていた。見かけによらず謙虚だ..笑
4.余白を作る大切さ
良い傾聴というのは、相手が話しやすい空間を作ることなんですよね。一番はこれだと思っている。自分がずっと話し続けるのではなく、あえて沈黙を作って相手の話を引き出すことも大切ですよね。ベースラインでも同じで、時にはあえて「間」を作ることで、他の楽器やボーカルが引き立ちます。
実は自分はその「間」を利用したグルーヴを生むのが得意ではありません。無理に音数を詰め込まず、あえて休符を活かすことで、楽曲全体がよりダイナミックになったり。この「余白の美学」とでもいいましょうか、へへへ、は、どんなジャンルでも通じるものだと思いますが、自分の課題の中の一つです。だってリズム感が極めて求められるから。
最後に
こうしてみると、傾聴力とベースフレーズの作り方には驚くほど共通点がありますよね。どちらも、「相手を尊重する」ことが基盤にあって、それをもとに自分の役割を果たしていく。ベーシストとして、そしてリーマンとしての両方のスキルを高めるヒントになるのではないでしょうか。
リズムや音の間に耳を傾けながら、これからもベースを弾き続けていきたいですね。では、また次回の記事でお会いしましょう〜!