ベースを真横に構えて弾くな！
どうもっ！リーマンベーシストのMASATOです！２日連続で寝落ちしてしまったので、このタイミングでの更新となりました。いい加減、予約投稿機能を使えばいいのにと自分でも思います。
今回は「ベースを横で構えない」という話についてお送りしていきます。初心者が座りから立ちに切り替えた時や、ストラップを長めにしてベースを下げて弾く場合など、つい忘れがちになるポイントですが、実はこの構え方がかなり重要なんです。今回はその理由を掘り下げていきたいと思います！後半で衝撃的なことも話しているので最後まで読んでいただけたら嬉しいです！（サムネは横に構えた悪い例ですね）
まず、ポイントとして「ベースを体に平行に持たず、ヘッド側を少し前に出す」という構え方を意識することが良いと思っています。指弾きであれば、さらにベースのボディに右腕をラフに下ろしながらしっかり支えるイメージですね。
なぜ横で構えない方が良いのか？
理由を書いていきたいと思います！
1. 負担の少ないフォームを作る
真横に構えて弾くスタイルは決して間違っているわけではありません。しかし、フレット移動やフィンガリングの際には、実は負荷の高いフォームになりやすいんです。
特に、腕や手首の筋肉を使う際に影響があります。真横に構えた場合、調べところ左手の「尺側手根筋」を多く使うことになります。この筋肉、運動能力にとって重要でありながら普段はあまり使われない「サボり筋」とも言われるものです。右手ならゴルフやテニスなどで使われる筋肉ですが、左手では日常生活で使う機会が少ないですよね。
そのため、無理にこの筋肉を酷使するようなフォームは、長時間の練習や演奏では手首に負担がかかりやすく、疲労が溜まりやすくなります。結果として、演奏が安定しにくくなってしまと考えられます。ヘッドを前に出すように斜めに構えることで、この負担を軽減し、より自然な動きができるようになるんですよ。
2. 見た目も大事！顔を前に向けて弾く
次に、ベースを斜めに構えることで得られる効果として、「顔を前に向けやすくなる」というポイントがあります。ベースを真横に構えたままだと、つい顔も横を向いてしまいがちです。（横顔がかっこいい方は例外です笑）
しかし、ヘッドを前にして少し斜めにすることで、自然と顔が前を向くようになります。観客と視線を合わせたり、ステージでの存在感を出すためにも、前を向いて弾いている方がやっぱりカッコいいですよね。多くのプロミュージシャンがこの構え方をしているのも、この理由が大きいのではないでしょうか？よく斜め下から撮った躍動感のあるライブフォトでもベースを斜めにしている方がとてもかっこいい！斜めに構えるスタイルを意識することで、演奏も見た目も良く決まります！
3. 安定した演奏姿勢が取れる
最後に、ベースを斜めに構えることは「安定した演奏姿勢」を取るのにも役立ちます。特に、長時間のライブやリハーサルで疲れにくいのがこのフォームの強みだと思います。
ベースを斜めにすることで、ボディをしっかり支えながら演奏でき、上半身にかかる負担を分散できます。楽器の重さも自然と肩にかかりにくくなるので、姿勢の維持にもつながります。実はこないだ訳あってMRIを撮りました（人間ドックではない）。その時、背骨の断面図も撮影したのですが、背骨がぐねっと曲がっているではないか！！これはベースを下げて弾いていた代償では！！？といわんばかりの曲がり具合でして..はい。とにかく悪い姿勢でベースを弾くのは本当におすすめしません！背骨というのは数ヶ月くらいで簡単に曲がってしまうものです。気をつけましょうね。。
まとめ
というわけで、「ベースを横で構えない」というポイントについてお話しました。負担の少ないフォームで演奏することで、見た目もカッコよく、長時間の演奏でも疲れにくい姿勢を取ることができると思います。それでは、次回の記事でまたお会いしましょう〜！