ウォーキングベースの練習で得られるもの!
どうも、リーマンベーシストのMASATOです!今回は「ウォーキングベースを練習するとなにがいいなか?」というテーマで、ポイントをいくつかシェアしていきます!ウォーキングベースって聞くとジャズが真っ先に浮かぶと思いますが、実はロックやポップスにも活用できるんですよね。ビートルズの曲にもウォーキングの要素が入っているものがあるので、今回はそれを参考にしながら、リズム感やノリを大事にしたウォーキングベースのアプローチについて話せればと思います!ちなみにサムネはバンドのショート動画で「ウォーキングベース」で一発ギャグする痛いやつを演じてみたときのものです。どんなギャグかって?ウォーキングしながらベースを弾くことだよ!
歩きながらって凄く難しく感じていたんですが、、それでは始めましょう!
1. ウォーキングベースの基本は「倍テン」
ウォーキングベースの基本中の基本は「倍テン」を意識することですよね。倍テンっていうのは、1拍を2つに分けて、しっかり裏拍を意識することです。例えば、通常のビートを刻むと「1、2、3、4」とカウントしますよね。それを「1&2&3&4&」って裏にも意識を向けることで、1拍が倍速に感じられてリズムが引き締まります。さらに&の部分を表として感じることで、全部表!!という感じです。(語彙力なしですみません..)
ビートルズの「All My Loving」なんかもウォーキングベースが使われていて、実際にサムネの動画でも弾いたんですが、この倍テンの感覚が自然に入ってますよね。よかった☺️まずはこの倍テンを体で覚えることで、ベースラインが滑らかになります。
2. ルート音を軸に、コードを意識したアプローチ
ウォーキングベースは、コードのルート音を軸に音階を使いながら進行していくのが基本らしいんですよね。まぁ感覚でそうだよなって感じですが。例えば、ビートルズの「Come Together」では、シンプルなラインが曲全体のグルーヴ感を作っています。この曲では、ルート音とその近辺の音をうまく使って動きが出るようになっています。曲に合わせてウォーキングベースを弾くときは、1小節ごとにルート音を意識しながら、次のコードの音に向かって歩いていくイメージを持つと、自然とフレーズに流れが生まれます!ウォーキングベースが初心者におすすめな理由は、リズムをしっかりキープする練習になること、そしてコード進行を抑えながらも使える音や繋げたい音をチョイスできるので、ベースの醍醐味を体感できる超タイパのいい練習だと最近気づきました!
3. リズムの揺れを楽しむ
ウォーキングベースはただ拍を取るだけではなく、少しだけリズムを揺らして、遊びを加えることもできるんですよね。実際にビートルズの楽曲を聴いていると、音の余白やノリを楽しんでいるのが伝わりますよね。「Something」なんかも、スムーズな流れがありつつ、絶妙にリズムが揺れることで味わいが生まれています。もちろん基本はテンポに合わせて弾くのが基本です。でもずっと同じテンポって飽きてきませんか?そんなときには、裏拍の「&」の部分にちょっとした余裕を持たせて、音を出すタイミングを微妙にコントロールしてみると、ぐっと楽しみが増すかもしれませんね!ただ個人的には注意が必要だと思っています!なぜならどのくらい遅らせるか?というのが曖昧になってしまいがちなので、正確に16分後ろ..とかであればいいのですが、このくらいという感覚でやってしまうと単純なヨレになってしまう恐れがあるのでは?と思っています。あくまで個人的に楽しむことをお勧めします!
4. ビートルズを聴き込み、感覚を養う
ビートルズの曲って、シンプルなのにすごく奥が深いんですよね。だからこそ、ウォーキングベースの参考にもなります。たとえば「I Saw Her Standing There」なんかも、軽快なベースラインが全体のノリを引っ張っていくような印象があります。こういう曲を聴き込みながら、「このタイミングで音が入ると気持ちいいな」という感覚を体に染み込ませるのが大事かなと。ウォーキングベースをうまく弾きたいなら、まずはこの「心地よさ」をたくさん聴いて体に入れること。ビートルズを参考にしつつ、自分なりのウォーキングスタイルを確立していきましょう!
余談..なぜウォーキングベースを弾きながら歩くのが難しかったのか
ウォーキングベースを弾きながら実際に歩くのは意外と難しいものだと感じていましたが、今ならその原因が少しわかる気がします。
まず1つ目の理由は、足を出すタイミングの問題です。1拍目と3拍目で足を出そうとすると、2拍目と4拍目で足を持ち上げようとする動きが必要になるので、自然と「次は2拍目で足を上げる!」と意識してしまっていました。でも、実際にはこんな意識を持つと、脳から足へ動く指令が追いつかず、動き出しが遅れるんですよね。普段の歩き方でも、「さあ右足を出そう!」と意識しながら歩くことはないので、ウォーキングベースも同じく体にテンポやリズム感を覚えさせるほうがスムーズだと今は感じています。
2つ目の理由は、歩くことでボディの安定が崩れることです。歩きながら弾くと体のバランスが取りにくくなり、リズムキープが難しくなります。普段どおりに弦を押さえたりピッキングしたりすることがやりづらくなり、安定した演奏ができなくなってしまうんですよね。当然と言えば当然ですが..これが本当のウォーキングベース!と言ってみたい場合は練習あるのみ!笑
では、また次回も楽しみにしててください!