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リーマンがリズム感を考える

どうもっ!リーマンベーシストのMASATOです。またまた真夜中の更新です。過去の動画でリズムの取り方がハトな奴って動画があって、なんか書こうと思います。サムネはその時のやつですね。

いや〜、夜中になると色々と食べたくなりますね。でも、我慢しないと太ってしまう。ん?誰が太ってるだって?先日健康診断があったんですが、去年より体重が…おっと、まずいまずい!もう一度オートミール生活で減量生活だ!健康というのは毎日の食事で作られているわけですが、ベースのリズム感も同じです。そして、仕事の取り組みとリズム感には通じるところが!笑

というわけで、今日はベースのリズムについてお話ししたいと思います。自分はもともとリズム感が良い方ではないと思っています。幼稚園のカスタネットでリズム良く叩いた記憶がないんですよね…カスタネットの音を鳴らした記憶はありますが、どんなテンポで、どんなグルーヴを?と聞かれると、全く覚えていません。子供にグルーヴなんて通じないですけどね笑。また、体育の休憩時間に遊びでストップウォッチを10秒ジャストで止めるのも下手でした。時間の感覚も特に優れていた訳でもない。音楽と出会うまでは、しばらくリズムと無縁だったわけで、リズム感なんてあったもんじゃない!だけれども、ベーシストをやっているからには、リズム感は必要ですよね。

さて、どうやってリズム感を習得できるのか、話していきたいと思います。

  1. なぜリズム感が良くならないのか?

もしリズム感がない、もしくは悩んでいる人がいたら、考え方を変えてみると良いとアドバイスしたいです!基本的なこととして、クリックに合わせられればリズム感が良くなると思いがちですが、それは目の前の曲にしか当てはまらないのではないかと思います。また、「リズムを体に刻む!」という考えもあって、首を動かしたり足をパタパタさせたりすることが多いですが、それだけではリズム感を鍛えるのは難しいと思っています(決して間違いではないと思いますが、教本ではよくその手の話が書かれています)。

自分の考えでは、まず「点と点を捉え、その距離にどれだけの意味を詰め込むか」が重要です!と言いたいです!点は表やクリック、1拍目と次の1拍目。この考えをリーマンらしく例えると、開始と終了が決められている仕事があれば、終了に向かって進めますよね?そうすると、開始への意識よりも、終了の意識が強くなります。そして、何をすればいいかリストアップして、終了に間に合わせるように仕事をします。リズムもそんな感じだと思っています。出した音に気を取られる(間違ってないか、どう思われるか?も大事ですが)だけではなく、次の動作に神経を集中させる。つまり、先読みしていく感じです。運指も同様ですね。でないと全体の流れを作るのが難しい。初めは気持ちの悪い感覚かもしれませんが、慣れていくうちに楽しめるようになるはずです。リズム感がないと思っている人は、自分が心地よいリズムの作り方から脱却することから始めるべきだと思っています。この考えがあれば、次の話もなるほど!と聞いてもらえるのではないでしょうか。

2.裏を感じるのではなく、裏までに集中

教本などでも、裏のタイミングで指を動かす、空ピッキングするなどのアドバイスがありますが、1の考えを持っていたら、それだけでは十分でないと思います。この考え方がないと、むしろ裏のタイミングが早くなったり遅くなったりと、余計にタイミングを意識する回数が増えたという捉え方になるかもしれません。そうなれば本末転倒ですよね。そんな風に意識できる人はいるのか?と考えたくなるくらい難しいです。

ここで自分が「裏に集中」ではなく「裏まで」としたのは理由が。それは、表から裏の距離が大事で、その距離で何をできるか考えることが必要だからです。例えば、8分のリズムであれば頭で16分を刻んだり、それは人の力量によってテンポに応じてできることが変わりますが、そこを意識できるかがリズム感の有無の分かれ道だと思っています。だから、色々なテンポのフレーズをたくさん練習してリズム感を養うのも大事ですが、「だいたいこの速さの時は何分まで刻めるか?」ということを理解した上で、当てはめて弾いていければ良いのかなと思います。リズム感の有無もそうですが、その上位にある概念(と思っている)の「グルーヴ」をうまく扱えないのではないかと思っています。(もちろん、感覚的にできる人は才能があると思いますが、一応自分のようにない人向けの話です笑)

さらに、1の話でどれだけの意味を詰め込むかという話をしましたが、これはバンドマンに通じる話だと思っています。他の楽器がどんな風に音を鳴らしているのか、それに対してベースは何の仕事をするのか。その役割という意味での詰め込みの話です。若干ふわっとした話ですが、リズム感というのは程度の話なので、どのくらいストイックになるかという論点もあります。プロからしたらズレていても、自分の中ではぴたっと合っていると感じるかもしれません。その時に十分必要な量の仕事ができているか、自分の中で答えがあれば良いと思います。他の楽器の音を尊重できていれば、よりリズム感に対する責任が増すことでしょう。あくまで個人的な見解ですが…。だから教本とかでもドラムとベースだけのリズムトレーニングって果たしてどうなんだろう?と疑問はあり..

長々と書いてしまったが、リズム感を養うためのトレーニングや練習についてはまた別の機会に!リズム感は積み重ねで磨かれるものですので、地道に取り組んでいきたいですね。それでは、また次回の記事でお会いしましょう〜!

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