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「ピックだから」に惹かれて買った教本の話

ベースのピック弾きもアリ?“究極のピック弾き練習帳”レビュー

ども!リーマンベーシストのMASATOです!
ベースを始めたばかりの頃に購入した教本、“究極のピック弾き練習帳”を自宅整理で発見したので、ちょっと紹介したいと思います!シドの明希さんに憧れて、絶対にピック弾きだ!と決めていた当時、ピック弾き専用の教本があるのを見かけて、即購入したのが懐かしいです。確か、町田の島村楽器で手に入れたんだったかな…当時の自分にとっては貴重な本でしたね。

1. 購入のきっかけ
その名の通り、「ピック弾きだから」というワードに惹かれて購入しました。当時大学生で、周りは指弾き派ばかり。サークルには数十人のベーシストがいましたが、ピックを使って弾いているのは自分だけでした。今思えば、ちょっと変わり者だったかも…?笑

指弾きのほうがオールラウンドでいけるので、ピック派は少ないんだろうなと思っていましたが、実際ベースを続けてきて、この感覚は間違っていなかった気がします。ピック弾きはメタルやロックに向いている、というイメージもありますが、この教本はピックでも幅広く対応できることを教えてくれました。

2. いざ練習!
当時の初心者の自分には、正直少しハードルが高い内容でした。この本の構成として、「フレーズごとに練習の効能がある!」と説明されているのですが、効能だけではピンとこない部分も多く、専門用語も多いです。今見てもん?と思う部分があったりします。結果として、当時はただ覚えるだけのトレーニングになってしまいました。最初は楽曲のコピーでいいかな…と思ったりもしますが…汗

また、8分音符や16分音符、休符を使ったリズム感も当時の自分には難しく、「それっぽく弾く」が精一杯でした。それでも、オルタネイトピッキング、ハンマリング、プリング、強力な左手の鍛え方、音色のコントロールなど、身につけられた部分もたくさんありました。特に印象に残っているのは、ピッキングでスラップ風のアタック感を出せること。この本を通じて、スラップ風の音をピックで再現できるんだ、と自信を持てたのが大きかったですね!

3. こんな人におすすめ!

まとめると
この本は次のような方におすすめです。

ピック弾きで幅を広げたいベーシスト
 ピック弾きの可能性をもっと知りたい、指弾きだけじゃない音の幅を持ちたいという方に向いています。ピックでもこんなにいろんなニュアンスが出せるんだ!と気付けるはずです。

基礎練習を繰り返しやる覚悟がある方 
 
基本的に、フレーズごとにコツコツ反復練習する必要があるので、地道な練習に取り組める方向きです。「最速で上達したい!」という方には少し遠回りに感じるかもしれませんが、じっくり実力をつけたい方にはピッタリ。

「スラップ音に近いピッキング」を探求したい
 
ピッキングでスラップ風の音を出したい方には、大いに参考になります。アタック感を出すことで、「スラップじゃなくても、それっぽい音になる」技術が身につきます。ただそれ専用の本ではないため、情報量には期待しないでくださいね、、

ベースを始めたばかりでこの本に出会い、あれこれ試行錯誤してきましたが、いま振り返るとピック弾きの可能性を知るきっかけになった1冊だったと思います!

ちょっと頭がいたいので今日はこの辺で…
また次回の記事でお会いしましょう〜!

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