初心者は気をつけたいTAB譜の罠..

どうもっ！リーマンベーシストのMASATOです！今回は、昨日の続きです！

記事を書いていたら寝落ちしてしまい、朝の更新になりました。前回の記事が途中から違う話になってしまったので、改めて今回は回を分けて投稿したいと思います！

ところで、昨日YouTubeを見ていたら驚きの発見がありました。なんと、AIがYouTubeにアップされたバンドの曲を自動で読み込んで、TAB譜を作ってくれるんです！すごい時代になったものですね。音楽がどんどん手軽に楽しめるようになってきていますね。

今回はそんな「TAB譜」を使った練習で気をつけたいことを話していこうと思います。初心者のころ、自分もTAB譜ばかり見て練習していましたが、そのためにある落とし穴にハマってしまったんです。それについてお話ししていきます。

TAB譜だけに頼る練習の落とし穴

自分がベースを始めたころ、今もですがTAB譜はとても便利なものでした。視覚的にどのフレットを押さえるべきかがすぐにわかるので、初心者にとっては助かりますよね。しかし、振り返ってみると、TAB譜を見てベースラインを「小節ごと」に区切って理解することばかりに集中していました。例えるなら、文章を単語ごとに区切って覚えているようなものです。

美味しいフレーズやカッコいいパターンだけを好んで練習して、曲全体の流れをしっかりと考えることを怠っていました。これがTAB譜練習の最大の落とし穴だと気づいたんです。要は、フレーズを小節単位でしか捉えられず、曲全体の流れやニュアンスを感じ取れない状態に陥っていたんですよね。いかんいかん…。

気づかせてくれたある曲

この間違いに気づかせてくれた曲があったんです。ここだけの話、その曲のベース譜をちょっと載せちゃおうかなと思ったんですが、著作権があると思ったので、今回は言葉で説明しておきます（笑）。

その曲は、高校生の時にハマっていた、ジャズっぽいエッセンスが入ったアーティストのものです。久しぶりにそのベースラインを練習しようとしたとき、全然弾けなかったんですよね。何がそんなに難しかったかというと、1小節目の終わりと2小節目の頭がフレーズとして繋がっているからなんです。

当時「小節の頭からフレーズが始まるものだ」という固定観念があったので、頭が切り替わるまでにかなり時間がかかりました。でも実際は、音楽のフレーズってもっと自由で、フレーズが小節をまたいで伸びたり、裏拍から始まったりするんですよね。耳コピをしていれば、こうした感覚も自然に身についていたんじゃないかと思う（苦笑）。

耳コピとTAB譜のバランスを取る

もちろん、TAB譜は今でも素晴らしいツールです。ただ、曲を理解する上で大事なのは、フレーズの「繋がり」や「流れ」を感じ取ることですよね。耳コピで音の流れを捉えつつ、TAB譜を参考にするというバランスが大切だと思います。

最近ではAIがTAB譜を自動で作成してくれるので、時間がないときやとにかく早く弾きたいときには助かると思います。でも、じっくり曲を理解したいなら、やっぱり自分の耳を使ってフレーズを拾うプロセスも捨てられないですね。

というわけで、TAB譜を使う際に気をつけたいポイントについてお話ししました！皆さんも、TAB譜と耳コピを上手に使い分けながら、より深く音楽を楽しめるといいですね！

では、次回の記事でお会いしましょう〜！