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棒演技ならぬ、棒演奏

どうもっ!リーマンベーシストのMASATOです。今回はYouTubeで自分が棒演技をしてしまう場面に気づいて、それをきっかけに「棒演奏」について考えてみました!本日のショート動画でも、くら寿司で自分が大根役者っぷりを披露してしまったので、その経験をもとに、棒演技から学ぶ「棒演奏」の改善法をシェアしようと思います!

まず棒演技とは?

棒演技とは、感情が入っていなかったり、セリフが平坦で自然さに欠ける演技のことですよね。言葉の抑揚がなく、聞いている人に違和感が残る演技ですね。感情が乗っていないので、まるで棒のように淡々と聞こえてしまいます。。

そして棒演奏とは?

平坦でのっぺりとしていて、フレーズに強弱がなかったり、音の区切りが不自然でリズムが単調になっている演奏のことかと思います。例えば、スタッカートやアクセントがしっかりしていなかったり、流れがない演奏になりがちです。単純に音を並べているだけのように聞こえてしまう、そんな演奏ですね。

いくつか共通点が見えてきました。抑揚がないというのもそうですが、不自然な表現になっているというのが適切でしょうかね。では、棒演奏を脱却するにはどうすれば良いのか、いくつかのポイントを見ていきたいと思います。

1. 演奏を口ずさむ
フレーズを弾く時や、誰かに伝えたいフレーズがある時、つい口ずさんでしまうことってありませんか?それがまさに棒演奏を防ぐ鍵なんです。歌といっても綺麗に歌うわけではなく、音の並びを意識して伝えるためのもの。音程が多少ずれていても気にならないのは、メロディの流れが伝わっているからですね。小さい頃、国語の朗読が苦手だったのを思い出しました。呼吸をするタイミングが分からなくて、変に聞こえていないかな?と気にしていたんです。つまり、自然な朗読ができる人は呼吸のタイミングがうまく取れているということ。フレーズも同じで、どこで区切るかを意識することが大切だといえますよね。

2. なぜ「歌う」ことが良いのか?

リズムは体の中にあると思います。正確には脳が感じている音の感覚なんだと思いますね。演奏に使う手の筋肉も、脳のシグナルによって動いているので、手よりも口でリズムを取る方が正確になることが多いです。自分の場合は、速いテンポで「ツクツクツクツク…」なんて口ずさむことがありますが、それがリズムの安定に繋がっていると感じます。口ずさむことでリズム感を体に刻み、それをフレーズに落とし込む。これが棒演奏を防ぐ方法の一つだと考えています。自分は音痴ですが、このくらいはできます。流れをより正確に伝えていく手段のひとつですね。

3. 棒演技を改善する
では本題ですが、棒演技になっているときは、セリフを読むだけで終わってしまうことが多いです。実は、セリフを覚えることに必死になってしまいがちで、その結果、感情を込められずに棒演技になってしまうんです。あ〜、特に苦手なのは、「っておい、野良ギタリストが〜」みたいなフレーズ。どこで息継ぎをするのかが大切なんですよね。「っておい、(呼吸)野良ギタリストが〜」が自然な流れでしょう笑。驚いてツッコむときに息継ぎなしで言うのは不自然ですよね。演奏も同じで、どこで音を区切るか、間をどう使うかが大事ですよね。その流れを頭にいれておくだけでなく、何かしらの形で出力できていれば、棒演技からも脱却できるはず!これが分かれば、大根役者からも卒業かな…?

というわけで、今日の話はここまで!棒演奏から脱却するヒントが見つかると嬉しいです。それでは、また次回の記事でお会いしましょう〜!

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