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まずは調号を理解すること
どうもっ、リーマンベーシストのMASATOです!いや~最近は寒くなってきましたね!東京もそろそろ冬支度ってとこですね!noteを始めて1か月くらいは立ってるはずなんですが、全然いい記事が書けている気がしないんですよね。やっぱり季節感がないからかな~と思って今度からは外の風景を入れることに。季節の移ろいとともにベースもうまくなろうってね!
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自宅の目の前、うるさいほどの黄色
そんで本日は調号についてお話ししたいと思います!
…って、ちょっと待った。調号と聞いて、「面倒くさそう…」って思った人、多いんじゃないですか?
ベーシストたるもの、TAB譜だけでなく五線譜も読めるようになると、音楽の幅がグッと広がります。でもね、この「調号」ってのを理解しないと五線譜を読むのが急にハードル高くなっちゃうんですよね。
教本を開くと、「暗記しなさい!」みたいな感じでぶっきらぼうに書いてあることが多いですよね。本当はその意味やなんで調号が必要なのか、ちゃんと説明しないと分かりづらいのに割愛してしまっている!異議ありまくり!初心者ベーシストが五線譜嫌いにならないよう、今日は調号のメリットから解説していきますよ。(ちなみに小学生の音楽のテストで調号で0点とったことありますよ….今思えば小さいころの音楽嫌いはそのトラウマなのかも(笑))
1. 五線譜を読むメリット
まず、TAB譜しか読まない人も多いと思いますが、五線譜が読めるとこんなメリットがあります:
音楽の理解が深まる:音程やハーモニーが分かりやすい(キーが分かる)
幅広いジャンルに対応できる:クラシックやジャズでは五線譜が基本。
練習効率がアップ:指板上の音を意識することで、即興演奏や耳コピ力も上がる。
特にバンドでのアレンジやでは、「ここCメジャーの5度行こう」とか、「Aマイナーのフレーズ頼む!」みたいに音楽理論が絡む話も少なくありません。あたふたしないよう、五線譜が読めると会話がスムーズになります。
2. 調号とは何か?
調号は、五線譜の冒頭に「#(シャープ)」や「b(フラット)」が書かれている部分のこと。
例えばCメジャーやAマイナーは、ピアノの白鍵だけを使うから調号はありません。一方、Gメジャーなら「Fに#がつく」、Fメジャーなら「Bにbがつく」といった具合で、音階に応じた調号が表示されます。
これがないとどうなるかというと…譜面上はこうなります
【例】調号がない場合
![](https://assets.st-note.com/img/1733768629-VCqpSI7P8dGgXaRbwxo3fLiU.png?width=1200)
C | D | E | F# | G | A | B (F#だけ臨時記号で表示される)
これ、パッと見でややこしいですよね?
調号を使うと、こんなふうにスッキリします
【例】調号がある場合
![](https://assets.st-note.com/img/1733768671-IX54JjdTkwx1avFgNi8Q7SLm.png?width=1200)
F#(調号で指定済み) C | D | E | F | G | A | B (臨時記号なし)
これだけで、譜面が読みやすくなります!
3. 調号の覚え方と実用性
「#やbって、どうやって覚えればいいの?」
これ、暗記するよりもパターンで理解するほうが断然楽です。
#(シャープ)の順番
「ファ・ド・ソ・レ・ラ・ミ・シ」
b(フラット)の順番
「シ・ミ・ラ・レ・ソ・ド・ファ」
【コツ】
シャープは上昇、フラットは下降
シャープは「音を高くする」、フラットは「音を低くする」方向性。だから感覚的に覚えやすいです。
4. 調号の裏に隠れた関係性
調号にはメジャーキーとマイナーキーがペアになっています。例えば:
Cメジャー ↔ Aマイナー(調号なし)
Gメジャー ↔ Eマイナー(F#1つ)
Fメジャー ↔ Dマイナー(Bb1つ)
これが分かると、どの曲のキーがどんな音階を使っているのかが一目瞭然です!この関係性は五度圏の仕組みを理解していれば大丈夫です!
5. 調号を活かした練習法
初心者のうちは「難しそう…」と感じる調号ですが、練習に組み込むと徐々に馴染んできます。例えば
譜面の調号を確認する:スケールの練習前に「この曲はGメジャーだからF#があるな」と意識する。
五線譜+TAB譜の併用:慣れないうちはTAB譜と一緒に使ってみる。
調号を意識して弾く:キーごとのスケール練習で、シャープやフラットの位置を覚える。
まとめ:調号を味方にしよう!
調号は、最初は取っつきにくいけど、理解すると譜面がスッキリして五線譜が読みやすくなります。五線譜を読めるようになれば、曲作りやバンドでのやり取りもスムーズに。さらに、練習効率や音楽の理解度も格段にアップするはずです!
補足:臨時記号やタイと調号の関係
ここで 臨時記号 と タイ の話に触れます。
臨時記号(#や♭など)がついている場合、 調号よりも臨時記号が優先されます。
たとえば、調号で「♭が2つ(B♭とE♭)」と記されている場合でも、その音符の前に #(シャープ) が書かれていたら、シャープが優先されて、その音は元の調号の影響を受けません。タイについて
「タイ」という記号で同じ音がつながれている場合、次の小節にまたがっていても、その音はタイを受け継ぎます。さらに、このタイでつながれている音符が 臨時記号 の影響を受けていると、その影響はタイでつながった範囲で有効です。
例を挙げると、1小節目のC音に ♯(シャープ) がついていて、タイで2小節目のC音とつながっている場合、2小節目のC音も C♯ になるということです!
調号をマスターして、ベーシストとしての一歩先へ!
ではまた、次回の記事で!
調号や理論に関する内容、また必要なトピックがあればいつでも聞いてください!お役に立てるよう、どんどん掘り下げますね。