#24.クラウドファンディングで大事なのは「期待」を持たせること
まさとです。
今まで携わったクラウドファンディング55のプロジェクトで合計9億4000万円以上を集めています、クラウドファンディング挑戦者にアドバイスをする人、CAMPFIREキュレーションパートナーです。
電子書籍を出版し、Amazon電子書籍ランキング5部門で1位を獲得しました。クラウドファンディングを考えたらはじめに読む電子書籍。
#1テーマ100コラム に挑戦!テーマはもちろんクラウドファンディング!!
フォロワーさんからいただいたクラウドファンディングの質問に100個お答えしていきます。
今回のご質問は、クラウドファンディングで支援を集める方法を教えてください!第二弾です。というより、基本的に支援の集め方を知りたいのが当たり前だと思いますので、今回は第二弾としてお答えします。
☑クラウドファンディングでは「期待」を持たせることができれば支援してもらえる
クラウドファンディングにおいて、プロジェクトの素晴らしさが大事なことは理解されていると思います。
プロジェクトが素晴らしいとはなにかと考えていただいた時に、素晴らしいプロジェクトはなにかしらの期待ができること、これは重要だと思います。
今回は素晴らしいプロジェクトの条件のひとつである、期待させるにフォーカッスして、どんなプロジェクトの魅せ方をしたらいいか探っていきます。
1.クラウドファンディングで期待させるとは
プロジェクトで期待させるってどうしたらいいのかという話になりますが、このプロジェクトが成功するとどうなるのか、未来を見せることで期待をさせることができます。
イベントを開催するプロジェクトなら、イベントを開催したい!のはなぜか、イベントを開催することでどんな未来が作れるのかを見せる、イメージさせることで期待をさせることができます。
2.自分事の期待について
人が購入をする支援をする、お金を使う行動を起こすには、自分にとってのメリットがなければ、なかなか人は行動しません。
つまりは、プロジェクトに共感し応援したいと思ってくれた方へ、魅力的なリターンを持ってメリットを提示します。
このプロジェクトのこのリターンに支援することで、こんな素晴らしいものが手に入るというものです。
商品があれば、商品が手に入る、無形のものであれば、支援をしたという勲章というか支援をした自分って素晴らしいみたいな自己肯定や、支援したことで生まれる人から見られる自分への承認欲求。
プロジェクトに支援したことで生まれる、自分を中心とした未来への期待、というイメージさせることが重要です。
3.自分以外の誰かへの期待
人は基本的に自分が大好きであり、自分にとってメリットのあることに行動を起こしますが、自分以外の誰かに自分が支援することでメリットが生まれること、ここにも期待を持ちます。
自分がこのプロジェクトに支援すること、多くの人を助けることができるとか、多くの人を喜ばせることができる、みたいな形で自分が行動したことで未来が明るくなるとイメージできると行動します。
ここで注目すべきは、人のため、誰かのために行動することができる自分ってすごいよね!みたいな自分へ矢印が向いていることです。
ボランティアが好きな人も、表向きは人を助けるためにとか誰かのためにやっているのですが、心のどこかでボランティアができる自分ってすごい!みたいな部分が少なからずあります。
☑クラウドファンディングで期待させるとは
プロジェクトが素晴らしいことが大前提にはなりますが、やっぱり人は自分が好きなのです。
僕もクラウドファンディングのアドバイスができるってすごくない?とかすごいって言ってもらいたいとか、アドバイザーとして依頼していただくことで仕事になりお金をいただける、だからかこそ、できます。
表向きは誰にでも挑戦できる社会をつくりたいとか、クラウドファンディングの啓蒙活動をしたいと言っていますが、ボランティアでは出来ないのが正直なところです。
とはいえ、僕はミュージシャンになるという夢に挫折してから何も夢や目標がなくなりました。そんなときにクラウドファンディングを知り、今までの経験からクラウドファンディングのサポートをしてみたところ、自分ごとのようにがんばれたり楽しめたり感動できました。
だからこそ、2018年の1月からスタートし、いまもクラウドファンディングアドバイザーとして活動できていると思います。
いかに自分事としてあなたのプロジェクトに参加させることができるか、参加というよりは参画という言葉があっているかもしれません。
最近の流行り言葉で言えば「巻き込む」ですかね!
いかに自分事として考えさせ巻き込んでいくことができるか、巻き込むことができるとプロジェクトへの期待が生まれ、さらにはあなたの活動に期待を持ってくれるようになります。
期待させること、ここを意識してみてください。
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まさとプロフィール
中尾将之(なかお・まさゆき)SNSネーム・まさと(masato142857)
クラウドファンディングアドバイザー
CAMPFIREキュレーションパートナー(公式の社外パートナー)
1981年、愛知県生まれ。地元の高校卒業後、職を転々としたあと28歳の時に整体師として独立後、経営不振からインターネットビジネスを副業で始め、7年間の下積み時代を経てクラウドファンディングアドバイザーとなる。今まで55のプロジェクトのお手伝いをして、総額9億4000万円を超える支援を集める。
卒園文集に「魔法使いになって貧しい国の人たちにお金を配りたい」と6歳の僕が夢を書きました。何者でもない僕がこの夢を叶えるためには、クラウドファンディングしかないと思い、クラウドファンディングアドバイザーとして活動中。
主なクラウドファンディングに『Superstrata Bike』(indiegogo)、『Save Koenji Cave !』(CAMP FIRE)、『多次元型焚き火台RAPCA(ラプカ)』(Makuake)『リーマン母校に帰る』(Read for)などがある。
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