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散髪【ちょこっとエッセイ】

昔は近所の決まった美容院や床屋に行っていたが、
最近は、用事があって出かけて時間があると
QBハウスに寄っている。
前回はスカイツリーで、今回は横浜市役所内のお店に行ってみた。
ちなみに散髪を待ってる間、スカイツリー店ではインド人が、横浜市役所店では白人がとなりに座ってきた。
お客の国際化も徐々に進んでるようだ。

横浜市役所内(みなとみらい)

観光地や主要駅、ショッピングモールなどに店舗があるのもおもしろい。


QBハウスは、女性には馴染みがうすいかもしれないが、1000円カットとして急速に業績拡大してきた会社として有名である。
いままでの散髪ではシャンプー、カット、ひげそりがスタンダードでだいたい4000円ぐらいの料金だったが、カットのみに絞り、効率化と時間短縮を実現、回転率をあげることで低価格を実現した。



支払いはICカード(交通系)か現金。
カット中には目の前でニュースが流れる。
カットされ、床に落ちた髪も
一瞬で床下に放り込まれる。
カットに必要な道具もきちんと計算されて
おかれており、スタッフの動きに無駄がない。
見ていると気持ちの良いくらい効率的だ。


最近ではQBハウスも人気で、1時間待ちが当たり前。
女性客も少しずつだが、見られるようになった。
値段も300円近く値上がりしている。
それでも通い続けるのはどこのお店も
店内が清潔で、ほぼ同じ技術とスピードで
カットしてくれるところが気に入っているからだ。
これだけ店舗数が増えてくれると
きちんと技術教育を徹底しなければ
簡単にできることではない。



池波正太郎の「散髪」というエッセイの中で
どれだけ便利になっても、散髪だけは人にやって
もらわなければどうにもならないだろうと。



現代のAIやDXをうまく活用しながら、
どんな場所でも人を介して同じサービスを提供する。
これこそQBハウスの強みじゃないかと思っている。



最近は大手町、有楽町、梅田などにちょっとお値段高めの
プレミアムという店舗を作ってるようだ。
興味ある方はぜひ行ってみてください。


最後まで読んで頂きありがとうございました。
最後は横浜のみなとみらいの夜景です。

横浜市役所方面より






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たかすぎしんさく
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