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坂本龍一と私

4月2日のニュースで2023年3月28日に坂本龍一氏の他界が発表されました。

少し前の2023年1月11日にYMOで一緒に活動していた高橋幸宏氏が亡くなったばかりだったので、ファンには非常に辛いできごとであると同時に避けられないことでもあります。

彼の功績が偉大なのは説明不要ですが、
ここではあくまで超個人的な選曲で坂本龍一の思いで曲を取り上げます。
いわゆる一般的な名曲紹介とは違いますので、よろしくです。

1980年6月 YMO - ライディーン

まずはこの曲との出会いが本当に強烈でした。
YMOの中でも花形のシンセサイザーを扱う坂本龍一は
メンバーの中でも特にカッコよく感じました。
YMOでの名曲は余りにも多いですが、書ききれないので割愛。


1978年10月 千のナイフ

YMOで坂本龍一を知った自分は中古で「千のナイフ」のソロアルバムを購入しましたが、正直「YMOの”千のナイフ”の方がかっこいいなー」と思いながら、せっかく買ったアルバムを聴きましたが、、
ぶっちゃけ当時の自分には難解でした(^^;;;


1982年2月 with忌野清志郎 - いけないルージュマジック

音楽理論的には「教授」の異名を持つ坂本龍一がポップなメロディを書くとシンプルながらとんでもない名作になるなぁ、とこの曲で思いました。
忌野清志郎のボーカルとクールな坂本龍一の組み合わせも最高で、
MVの中では二人でキスをするシーンも。
今でこそ表現の1つですが、この80年代初期にそのパフォーマンスは先の先を行ってましたね。


1983年5月 「戦場のメリークリスマス」サウンドトラック

この作品で俳優とミュージシャンという二刀流も披露。
こちらもシンプルながら歴史に残る名曲です。
忌野清志郎に続き、デヴィッド・ボウイとのシーンも衝撃。
というか、個人的には中学生であんまり男色系の知識がなかったんです。

こちらは割と最近レーザーディスクを中古100円で購入。
LPサイズのジャケがもう最高です。

1983年6月 禁じられた色彩(Forbidden Colours)(with David Sylvian)

その「メリークリスマス・ミスターローレンス」は後にジャパンのデヴィッド・シルヴィアンとのコラボで「禁じられた色彩」としてボーカル曲となりましたね。 個人的には元のインストの方が好きかな。


1986年1月 岡田有希子 - くちびるNetwork

歌謡曲を作っても超一流のメロディが溢れます。 ホント名曲ですねぇ。
ちなみに作詞は松田聖子。


1986年7月 「子猫物語」サウンドトラック

ムツゴロウが監督した子猫物語のサウンドトラック
シンプルでポップなメロディで個人的には好きでした。


1987年3月  「オネアミスの翼」サウンドトラック

これは坂本龍一の音楽が聴けるってだけで映画館行きました。
ただ、映画の内容は覚えてないんだよなぁ笑
「AKIRA」みたいな感覚味わえるかな?と期待した記憶。
今このPV見てら結構凄いと思うんですが、
評価が真っ二つに分かれるんでしたっけ?


1987年7月 Risky(with Iggp Pop)

アルバム「ネオ・ジオ」収録のボーカル曲。
この当時、まだ洋楽の知識が乏しかった自分は
イギー・ポップって何?凄いの?」というけしからん高校生。
ぶっちゃけ、まったりした曲調は当時あまり好きではなかったのですが、今は超好きな1曲ですね。 イギーの深いボーカル最高だし、パンク・ゴッドにこんな落ち着いた曲を歌わせるとは。
なんで当時は魅力が理解できなかったんだろ?
でも、そんな曲ありますよね。 


1988年1月 「ラストエンペラー」サウンドトラック

この映画も坂本龍一の曲を聴くために映画館行きました。
デヴィッド・バーンはトーキング・ヘッズで既に知っていたので、坂本龍一が一緒に仕事したと知った時は誇りに思いましたね。
しかもアカデミー賞、グラミー賞、ゴールデングローブ賞をの音楽系受賞と明確な記録も作りました。
映画の内容はこれまた中国歴史を知らなかったので理解できず(^^;
今は大好きな内容ですけどね。


1995年5月 Geisha Girls - Kick&Loud

ダウンタウンの「ガキの使いやあらへんで」収録スタジオに自ら行くほどお笑いが好きな坂本龍一と、ダウンタウンが組んだプロジェクト。
これも今考えると凄いインパクトですよね。
ほんと色々やるなぁ、って思ってました。


1997年1月 The Other Side of Love

こちらはSister Mこと当時16歳の娘、坂本美雨がボーカル。
先のゲイシャ・ガールズあたりから一般リスナーに寄ってきてますね。


1999年5月 Energy Flow

この曲はピアノのインスト曲ながらCMから大ヒット。
それまで坂本龍一を知らなかった、聴かなかった人も一気に聞き出して、
個人的には一般化されたことがちょっと寂しかった思い出があります。
「俺たちの坂本龍一が日本みんなのミュージシャンに・・」的な

ちなみに、自分はこの少し前1997年にオーストラリア、シドニーで
坂本龍一のピアノコンサート観ているんですよ。
海外で観る日本のアーティストが感慨深かったです。


というわけで、12曲取り上げました。
はっきりいって、サントラやコラボ曲など「周辺曲」中心になっているので
坂本龍一のソロ作などを知りたい方は各自調査。


それでは最後にYMO時代の大好きな曲を紹介。
5万回聴いても飽きない曲です。

1983年12月 YMO - Perspective



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