Kim Wilde / Kids in America(1981 UK:2 US:25)

イングランド、ロンドンの女性シンガー。
まだ女性シンガーが「かわいい系」が多かった80年代序盤に
強いイメージで売り出したのは珍しい存在でした。
1981年アルバムデビュー。

デビュー時から英米でヒットを出して順調にキャリアがスタート。
自身の曲やカバー曲もヒットしてマイケル・ジャクソンの
ヨーロッパツアーの前座も務めるまでに成功。
当時、ロック界では女性が少しずつ前面に出てきた時期でしたが
ポップ界での女性はまだ「かっこいい系」が少ない時代。
デビュー・アルバムのジャケも男3人をバックに強い視線で
強い女性のイメージを作りました。

最初のおすすめ曲はこれ。
Kids in America(1981 UK:2 US:25)

1stアルバム「Kim Wilde(1981 UK:3 US:86)」からのシングル。
シンセ・ベースが印象的なイントロは当時のニュー・ウェーブ・シーンも
取り入れており、エレクトリック・ポップとしても良い出来です。
丁度ロックとポップのバランスが良いので独自のポジションを確立できたのでしょう。

他にも
View from a Bridge(1982 UK:16)
You Keep Me Hangin' On(1986 UK:2 US:1)
You Came(1988 UK:3 US:41)
などがおすすめ。

他に好きな曲はどれですか？

【雑誌より】