自分らしく幸せな人生を送る ライフプラン作成に必要な3つのこと
ライフプランはなぜ必要か?
前回の記事「ライフプラン 人生100年時代を生き抜く力を身に付ける」でお伝えしましたが、将来が不安になる理由は「先が分からない」からが1番の理由であり、そのため将来を正確に予測することは本当に難しいことです。
そのため、ライフプランを作成することにより、将来の夢や希望を明確にし、その実現のためにいくら必要なのか数字化、見える化すれば、目標に向かって行動することができます。
ライフプラン(人生設計)とはどんなものか?
ライフプランとは「自分らしく幸せな人生を送るための人生設計」のことです。
ライフプランでは、結婚、出産、育児、教育、住まい、老後などの人生の大きなウェイトを占めることに加え、生きがい、健康づくり、キャリア形成など生活全般を含めた総合的な計画を立てていく必要があります。
ライフプランの基本
ライフプランを作るには何が必要?
ライフプランを作成する前に下記の3つを明確するとともに、必要な情報を集めていく必要があります。
①今や将来やりたいこと(その時期とかかる費用)
②将来の収入予測、老後にもらえる年金の目安
③現状の支出と現在の貯蓄額
ライフプランにはどんな効果があるか?
ライフプランを作成することで主に2つの効果が期待できます。
1つ目は、数字や言葉に書き出すことで、頭の中が整理され、目標に向かって進むことができるようになること。2つ目は、人生の収入と支出のバランスを長期的な視点で見ることができるようになることです。
ライフプラン作成における無年金期間
大きな課題は無年金期間をどうするかです。例えば、60歳に退職し、年金がもらえるのが65歳からとします。この期間が無年金期間です。
ではこの無年金期間にどう対処すればよいのか以下の3つが考えれます。
①貯蓄で賄えるように資産形成をする
貯蓄も大事ですが、金融資産・不動産投資などを行い、資産形成を考える必要があります。
②働いて収入を得る
今まで60歳退職が基本でしたが、62歳まで延長するなど会社により異なっているかもしれません。そうだとしても無年金期間は存在します。なので、アルバイトやパートなどで収入を得る必要があります。
③個人年金保険などで自分年金を準備する
個人年金保険とは、公的年金に上乗せして準備できる私的年金を指します。生命保険会社などが色々出していますが、もらえる年金で不安があるならば、個人年金保険を考えてもよいと思います。
ライフプランの作成順序
一般的なライフプランの作成の順序は以下のようになります。
第1段階は、ライフイベントを書き出すことです。ここで行うことは、家族全員の将来の予定や希望を書く出し、時系列で整理することです。
第2段階は、キャッシュフローを作ります。将来の収入と支出を計算して、ライフイベントが実現できてるか確認する段階です。
第3段階は、バランスシートを確認することです。資産や負債(フロー) の状況を表すバランスシート(家計決算書)を作成していきます。
以上のことを意識して、幸せな人生を送るライフプランを作成していただければと思います。
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