仕事はやる内容だけではない!どんな価値を付けていくかを考えることが大事。
こんばんは。
田中です。
先日友人と話をしていた時のことを書きます。
友人が「地元の友達が地元で農業をやるために今勉強をしている。地元でチャレンジするから頑張ってほしいんです」と話していました。
僕は話を聞いた時に「わータフな挑戦だな」と一言言ってしまいました。
友人は「えっ?なんでそんなこと言うのだろう?」という顔をしたので、僕は謝りました。
農業は費用がかかることや、実家では中々稼げていなかったことを思い出したので、友人の友人の話を聞いて「タフだな」と言ったのです。
(決して農業をやることに否定的な感情はなくて、気持ちはフラットでした。)
しかし話しているうちに以前父と話したことを思い出しました。
父に「農業で稼ぐのは難しいんじゃないか?」と伝えたところ「うちで農業をするのに、金だけでは測れない価値がある!」と一言。
さらにこんなことも話していました。
「金額面だけを見たら赤字かもしれないが、家族みんなで収穫した思い出は金では測れない。
おばあちゃんにも仕事のやりがいを作っているし、姉ちゃんの子どもがここで遊んだり農業の体験をできる場所を残しておくことは大事なことだ。
家族でも中々顔を合わせることが難しくなってきても、実家で農業をやっていることが家に来る理由になっていることもある。
農業をやめて土地を売るのは簡単なことだが、こんなに価値がある場所を無くしてしまうのはもったいないだろう。」
初めて話を聞いたときは全く共感できませんでしたし、理解できませんでした。
しかし色々な人と出会い、自分の価値観を広げている努力をするなかで以前父が話していたことが少しですがわかるようになって来ました。
稼げるか稼げないかの2択だけではなく、農業を営んでいることのその先、どんな価値を提供しているのかをよく見て総合的に考えていくことが大事だと感じます。
今厳しい側面がある事は受け入れながらも、「どうしたら農業を存続することができるか?」を考えるようになってきました。
友人と話をしていて、「やるからには絶対成功してほしいし応援しよう!」と話が盛り上がりました。
今回は僕の実家の農業のことを少し紹介しました。
どんな仕事でも共通することですが、仕事を通してどんな価値を提供できるのか?
このことを常に考えて日々仕事します。
僕自身まだまだ勉強中なので1つ1つ学んだことを実践して、日々成長します。
最後までお読み頂きありがとうございます。
それではまた。
田中聖仁