この都知事候補なら日本が変わるぞ!
半日前、たまたま都知事候補の石丸伸二氏の街頭演説を聞ける機会に恵まれた。その経験や感想をつらつらと述べる
あの人どこかで…
インターン終わり、同じくインターン終わりの彼女と遊ぶために丸の内集合だったので、向かって歩いていた。
信号で待っていると、遠くの方から演説が聞こえた。
こっちに向かってきている気がすると感じた数秒後、
車の中で自分含めた歩行者に対して、
一切曇りのない満面の笑顔とともに
両手でバッチグーをかます政治家がいた。
紫をベースにした演説カーには
でかでかと「石丸伸二」の文字が書かれていた。
はて、どこかで見たことがある顔だな、と。
そして思い出す。
これがかのSNSを賑わせている、
元広島県安芸高田市長の石丸伸二氏である、と。
政治には興味がないんだが…
YouTubeでこの方はサムネだけ拝見したことがあり、
動画は一切開くことがなかった。
だから、
このバッチグーニキが自分がサムネでしか見てこなかった
「あの人」とは思いもしなかった。
サムネをコンマ数秒見ただけで顔と名前が一致するほど覚えようとするほど自分自身、政治・政治家そのものに興味がないからだ。
あらかじめ断りを入れさせていただくが、
自分は政治というものに一切関心がない。
「あなたの清き一票を!」などは聞いたことはあるが、
「一票入れただけで当選するものではない」
「たとえ当選したところで政策は実行されない」
「みな政治家としての身を守る方向に走るだけ」
と性格が悪いようだが、こう思うのが自分である。
政治家の舐め腐った態度や国会答弁は
動画で見させてもらったことくらいあるが、
すべての政治家・議員がそういう態度ではないにしろ、
がっかりする。
こんな人が参加できる会議、そら変わらんわなと。
だが、こんな政治でも生きていかなきゃいけないと受け入れている。
幸せになるのに政治が舵を握っているわけではないからな。
自分次第で幸せにはなれる。
だがしかし。
あの車内からの満面の笑顔でバッチグーを見た瞬間、
「こいつっ…!何かが違うっ………!!」
というのが、正直な自分の第一に思った感想である。
この元安芸高田市長はほかの政治家、
都知事候補とは何かが一線を画す気がしてならない。
彼女と合流
その後、彼女と合流し、今日はどうしようかと頭を悩ませた。
これまではヤエチカ集合だったため、
1000円前後で食べれるレストランに適当に入っていた。
今日はせっかく外で集合したし、少し散歩し、有楽町方面に行くことに。
テコテコ歩いていると、
道路を挟んだ向かいにものっそい人だかりができている。
事故かな?いや、そんな気配はない。
係員の方が紫のテープを人だかりをかこうように持っている。
「紫…。さっきのバッチグーニキも紫だったな」と思うさながら、
彼女に「面白そうだから行ってみよ」と誘われた。
自分も面白そうなものに関しては、あまりスルーせず、
一旦話を聞いたり、見てみたりするので、直行
(デート時間が短くなるな…)とはこの時に非常に感じていた。
だが短くなることが気にならないくらいの経験ができることは、
この時思いもしなかった。
さっきのバッチグーニキが来る!?
係員の方が「もうすぐ始まりまーす!」と声をかけている。
思わず何が始まるのか聞いてみたところ、
先ほどのバッチグーニキの街頭演説が
まさにここでこれから行われるという。
群衆の中にはYouTube Liveをしている強者もいて、
すでに非日常を体験した気になっていた。
帰宅し、兄者に今日のこの話をした。
YouTube Liveは当たり前だと言っていたから、
自分の知識不足を証明したことになったが。
正直(これって運命なのでは!?さっきバッチグーされたし!)
と内心興奮していたが、初戦街頭演説だろと悟られないようにしていた。
数分すると15分ほどまえに通り過ぎていった演説カーが到着し、
バッチグーニキが降りてきた。
すでに述べているように、自分はこれまで政治に興味がなかった。
街頭演説をいちいち立ち止まって、
聞く耳を持って、一体何になるのだと。
しかも夕方とはいえ、とても暑い上に、
人間が密集しているから、さらに暑い。
いきなりバッチグーニキが演説するのかなと内心ワクワクしていたが、
まずは此度、新幹線に乗り駆けつけてくれた、
旧同級生の高岡市長の登場である。
この該当演説自体はYouTubeを漁れば出てくるので、ぜひ見てみてほしい。
話が上手いな、と率直に感じた。
真っ当な市長として、当たり前なのであろうが、
正直この方の演説だけで自分は満足していた。
むしろ泣きそうだった。
バッチグーニキを心から応援してるん伝わるっ!
これだけ熱く応援されてるバッチグーニキって、一体…!
と、今年随一の興奮の中で車上に登壇したのが、
自分を含め、ここで暑苦しいなか街頭演説を聞いているみなが待ち望んだ
バッチグーニキ。
心のなかで「来たぁぁぁぁ!バッチグーニキだぁぁぁ!」と叫んでいたが、外面は真顔を貫き通していた。
注目の街頭演説
街頭演説はこれまでの自分の過去で随一を誇るほど、心を動かされた。
まぁ過去に街頭演説なるものを聞いていないから、
ランキングもクソもないのだが、
たとえあったとしても、
このバッチグーニキならトップだっただろう。
何より熱い。
日本を変える、という気迫を感じた。
頭の良さも一挙手一投足から思わせられた。
暑いなかで、さらに熱くなれるような街頭演説だった。
自分の言語化能力では
今日のこの街頭演説の感想を長々と述べるなどとうてい不可能なのだが、
一言で言うと、この人なら東京を変えてくれる!と感じざるを得なかった。
「掲げた公約を守ることよりも、
みな政治家としての保身に方向に走っている」
となる未来を一切感じなかった。
自分としては、この未来に希望を感じた。
このバッチグーニキは、
東京を、日本をより良くしていくことしか考えていない。
もし都知事になり、4年間の任期で
掲げた公約をいくつか達成できないこともあるだろう。
公に約束しているのだから、
もちろん達成する動きを100%するのであろうが、
自分は期待していない。
達成できなくてもかまわないと思う。
てゆーか、絶対全て達成できると考えるのは、超絶ポジティブすぎる。
むしろ、早々に諦めたり税金を無駄に使われるより、
公約を半分でも、それ以下でもいくつか達成してくれる方が自分は嬉しい。
都知事は連続任期に制限が現状ないため、
4年だけでは難しい公約もあるだろうから4年だけでなく、
その後も都知事になること踏んだ上での行動を
してほしいとすら思っている。
この人が都知事になった未来において、
確実に言えることは、
4年後は総合的に日本という国が、東京という街が、
格段に今より良くなっている可能性が非常に高い。
もちろん他の街頭演説を聞いてみないことには比較判断は難しいのだが、
この人がどうかというと、日本が良くなる未来しか見えない。
そう思ってもらえるようにみな街頭演説を行っているのであろうが、
何故か自分には
「最終的に保身に走るんだろうな」
「公約を一つも達成できないんだろうな」
と思えてしまう。
薄々感じているが、性格がひねくれているかもしれない。
この人なら、政治家のしがらみや自分の保身などの理由で
公約を達成できなかったとはならないであろう。
全力で叶える動きをしてくれる。
この人で東京が、日本が変わらなければ仕方ない、
いや、変わらないわけがない、
そんな街頭演説だった。
お願い
ここまで書いてきて大変ズッコケるのだが、
自分は東京都民ではない。
つまり、「投票ができない」のである。
まぁ考えればそれもそうかと思いつつ、
これを彼女に言われた際には愕然とした。
もういっそのこと住民票を移してしまおうか、と思うくらい、
街頭演説で熱くさせられた自分からのお願い。
どうか街頭演説を直接見聞きしに行ってほしい
YouTubeでも動画を漁ってほしい
そのうえで、自分と同じように
「この人なら、東京が、日本が変わるぞ!」
と熱くなれたのなら…
投票に行ってみてほしい。
もちろんたかが一票ではとうてい変わらないくらい、
他の都知事候補がすごいことも知っている。
政治に対して、不平不満を言うのはわかるが、
であれば、自分の一票で変えていこうではないか。
Twitter市長とも呼ばれているこの石丸伸二氏であれば、
若者の考え方もできるかぎり汲んでくれるはず。
既得権益を吸いたいだけ、
税金をいかに多く徴収しようか
など、しょうもない動きをして、
期待を裏切る未来が見えない。
先日もしょうもないプロジェクションマッピングに
48億円の税金を費やしたという話が物議を醸しているが、
そんな都知事を放置していてもいいものか。
いや否。
誰に投票しても変わらない、
だから投票には行かない、という考え方も重々分かる
だが、そう思っている全員が投票に行けばどうなるか。
都知事を変えられる。
それほどの影響力が今の東京都民一人ひとりが持っている。
投票に行かないから、首長が変わらず、
衰退していっているのではないだろうか。
東京都民ではない自分を熱くさせてくれた一人の都知事候補。
都知事になって、東京から日本を変えていく未来が見える。
一票を入れることができない自分のために、
一人でも多く、この石丸伸二氏を知り、
投票に行ってくれることを祈っている
結び
街頭演説のために立ち止まったこと。
暑い中、汗をかいても、最後まで街頭演説を聞いたこと。
政治家の話で心を動かされたこと。
この人に投票したいと思ったこと。
全てが初めてでした。
24歳、貴重な経験ができました。
しかも海外留学からの一時帰国中に偶然起きた都知事選。
心からありがとうございます。
街頭演説にも盛り込まれたお話の
17歳の女子高校生が
「一票を入れられないことが非常に悔しいです」と言ってくれた、と。
自分も聞いたことくらいはあり、
今まさに非常に悔しい気持ちを実感しています。
都知事になり、東京を、日本を変えていってください。
この人なら、変えてくれます。
※政治に興味のなかった一個人の感想・意見を述べています。
※バッチグーニキとは、自分が敬意を込めたうえでの石丸伸二氏の仮称です。