【よるあま】夜の世界
僕たちはまだ夜のチカラを甘くみているんじゃないか。
夜は世界観がつくりやすいことは身をもって知っている。
アジア諸国のナイトマーケットという文化に触れて千年夜市を始めるころ、他の国では当たり前なのに日本には無いものだが、流行らないから無いのではないという確信は無意識にあった。
煌々とする明かり、人々の活気、観光客もワクワクする。
特に演出しているのは明かり、光だ。
人間も虫と一緒だからという文脈は良く聞くが、その通りだと思う。
暗い中に光があると安心するのは、闇に怯えたり、暗い時間に生活をしない生物の本能なのか。
そして安心するどころか、
明るい時間にはない心の高揚も体感する。
千年夜市がなぜあんなに盛況となるのか、他のイベントなどもやってきて思う。
夜という時間は世界観がつくりやすい。
それは圧倒的に明かりの力だ。
見せたいものを見せるという演出がしやすいのだ。
考えてみると、
世界観がつくりやすいのは他のことにも当てはまる。
男女が近づくのも夜が多い。
周りが見えないほどに熱狂しやすく、2人の世界などと表現する。
あとなんだっけ、こないだ思いついたのに忘れてしまったので飛ばす。(〜の世界について募集)
そして前述した
早朝があるのに
早夜が無いという話しの逆転で
「昼の世界」とはあまり言わないが、
「夜の世界」という言葉は確かに存在する。
それだけ、
夜は別モノという認識をしているのだろう。
電気というものが発明されてから、
こんなにも夜に活動することが多くなっても
世界が違うということ。
夜はアンダーグラウンドな存在だということだ。
時間が過ぎ、夜が訪れる。
暗くなり夜だと認識するが
世界が変わるという部分は意識されていない。
暗くなる。
夜だと認識する。
それ以外にも
認識できていない
言葉にしていない感情が
確かにあるはずだ。
その謎を解き明かしたい。
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