【よるあま】特別な時間
ぼくたちはまだ夜のチカラを甘くみているんじゃないか。
について
思ったことを中途半端でも綴る。
もしかして
深夜というのはある人間たちの特別な時間ではないのか。
深夜に街を歩いているお爺さんお婆さんがいたらゾクっとする。
元気な年配者の方々なんかは飲み歩いているので、それは年齢的な問題では無くて、肉体的な問題だということになる。
かなりヨロヨロとし、腰が曲がっているような年配者が深夜に歩いていたら、かなり違和感がある。というかほぼ存在しない。
もしかすると
深夜という世界は、身体が元気な人間に許された時間なのかもしれない。
数年前、嫁さんと深夜1時ごろにチャリで帰宅していると、お婆さんが1人で歩いていた。
違和感がすごくて、ゆっくり漕いで顔を見てみると話しかけてきた。
自宅を探しているという。
「ここなんだけど」という所は若者が住むようなアパートとマンションの中間ぐらいの建物で、ここの102だというが、自宅はオートロックでは無いという。
すぐに痴呆だということが分かった。
他の人にも声かけたりしてたが、心配になって話しを聞いて警察を呼んだ。
案の定、1〜2本隣の家だった。近くてよかった。
あの時、深夜という特別な時間の生態系について考えた。
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