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コードクリサリスの強み

今日はコードクリサリスの強みに触れて、どんなところが特徴的なのかをお話しします。

コードクリサリスの強みは以下です。
1. 真のエンジニアを育てるカリキュラム
2. 真のダイバーシティを体感するコミュニティ
3. コードクリサリス自体の成長の仕組み

真のエンジニアを育てるカリキュラム

「真の」とわざわざ付加したのには理由があります。
コードクリサリスはただ単にテクノロジーを教える学校ではありません。あくまでも「持続可能なキャリアを自分で作り上げることのできる=一生生活していける」ソフトウェアエンジニアへの育成をミッションに掲げています。

確かにそもそもプログラミングが完全にAIに取って代わる時代が来たとしたら、ソフトウェアエンジニアリングだけで一生生きることは難しいかもしれません。ですが、もしそれが実現する世の中ではすでにロボットもロボットが作り、プログラムもプログラムが作り、やらなくてはいけない仕事はAIがやって、人間は遊んで暮らせる世の中になっている気もしていて、その世の中で持続可能なキャリアって必要なの?という質問が湧くので、それまでの時代を前提にお話しします。

話を戻して、「持続可能なキャリアを自分で作り上げることのできる=一生生活していける」ソフトウェアエンジニアの定義をコードクリサリスは以下のように定義します。
1. "基礎"を完全にマスターして、最先端のテクノロジーを使いこなせる
2. 最先端のテクノロジーを「自分で調べて自分で使いこなせる」
3. どんなフィードバックでも前向きに捉えて、改善にまわせるマインドセット
4. 自分の意見を明確にはっきり伝えられるプレゼンテーション能力

"基礎"を完全にマスターして、最先端のテクノロジーを使いこなせる

あえて基礎にダブルコーテーションを付けました。基礎というと、「仕事にできるまでの程度ではない」と考えるかたもいらっしゃるかもしれないからです。コードクリサリスのイマーシブプログラムで学ぶ基礎は、メタ的な言い方をしますが、「なぜそう動くの?」「自分でそのライブラリをフルスクラッチで再現できる?」というところまで深掘りします。

「じゃあRails使ってみたら?」「あ、できたー!」

ではなく、Railsがなんでそう動いてくれるのか、どういうインプットを与えるとどういうアウトプットが出てきて、それはどのようにアウトプットが出てくるのか、そこに使われるアーキテクチャーは何なのかまで踏み込みます(※ コードクリサリスで教材としてRailsは使っていませんが、イマーシブプログラムの中で、他の言語を学ぶ1週間もあるので学ぶこともできます)。

なぜそこまで踏み込むかというと、そこまで知らないと使いこなせないからです。私自身もエンドユーザー向けのサービスを開発・運用していますが、サービス向けに作るとなると多種多様なカスタマイズが必要になるわけで、マニュアルどおりに作れば良いというのは静的なホームページか、簡単なモックまでです。持続可能なキャリアを自分で築けるソフトウェアエンジニアは自分でフレームワークやライブラリをハックできる必要があります。

最先端のテクノロジーを「自分で調べて自分で使いこなせる」

当たり前の話ですが、学校を卒業して現場に入るとそこに先生もクラスメイトもいません。そこでは自分の力で使うべきテクノロジーを調べて決めて、また使い方を調べてあらゆるエラーを解決し、プロダクトを作り上げる必要があります。そこで必要なのは自分で解決まで導けるスキルと、そこからどのように学ぶかのメタラーニングです。

Foundationsという初心者向けの基礎プログラムをコードクリサリスでは提供しているのですが、その中でも「どのように問題にアプローチして解決に導くか」というテーマの講義を用意しているくらい、どのように調べてどのように解決するかを重視しています。もちろん学校にいるときはインストラクターにたくさん質問して構わないし、するべき。ただし同時に学校を卒業してもなお自走できるようにならないと、せっかくの自分への投資が、リターンとして返ってこないわけです。私たちコードクリサリスは、生徒さんの投資のリターンを最大限に引出したい。

僕のコードクリサリスのクラスメイトの一人が、後述するプレゼンテーションの練習の時間でメタラーニングについてプレゼンしていたのがとても面白くて記憶に残っているのですが、自分がどのように学ぶと効果的効率的に学べるかをハックして使いこなすことが、とても効率的な学習につながります。

どんなフィードバックでも前向きに捉えて、改善にまわせるマインドセット

堀江貴文さんの本である「捨て本」の一節にこんな言及がありました。

人間関係において、「お互いの価値観が異なっていることがわかる」のは、思考の質を高めるうえで、非常に大事なのだ。
議論を続けていくなか、意見が一致しないことは多々ある。そこで「相手は自分を嫌いなんじゃないか?」と不安になる気持ちはわかる。でも、思いこみだ。意見が一致しない。それで、いいのだ。

コードクリサリスでも後述しますが、様々なバックグラウンドを持っている方が来られるので、堀江貴文さんが言及されている意見の食い違いは当然発生します。私も何回も経験しました。私はまさに意見が一致しないことを怖がり、相手は自分を嫌いなんじゃないか?と思っていましたが、そんなときにクラスメイトがみんな僕に言ってくれました。

"Hey, Masa, you should say your opinion. If you don't do that, we cannot understand what you are thinking even if you have good perspective. We are open to your thoughts. Don't be afraid."
「ねえ雅、自分の意見を言ったほうがいいよ。良い視点を持っているのに僕たちにそれがわからないのはとてももったいない。聴く姿勢を持っているから。怖がらないで?」

これを言われたときのことを思い出すと僕は今でも鳥肌が立つくらい感動したことを思い出すのですが、まさに自分の考えをしっかり表明し、お互いの意見が違うことがわかったところで、じゃあどうするかと議論してゴールに向かうことが重要なのです。決して意見が違ったところで個人に対しての攻撃ではありません。

コードクリサリスではどのようなことも一旦受け止め、それを自分のものにしたり議論を交わしたりしていかに事を上手く動かすかを、いくつものプロジェクトを通して徹底的に練習します。

自分の意見を明確にはっきり伝えられるプレゼンテーション能力

コードクリサリスではプレゼンテーション能力を磨く時間をたくさん用意しています。文字どおりプレゼンテーションで人前で上手に話す練習、スライドはどうあるべきかを学んだり、堂々としているか、声は通るか、TEDさながらなプレゼンテーションができるように練習します。

プレゼンテーションが人に伝える能力と捉えれば、ブログを書くこともプレゼンテーションです。ブログを書くことも練習して、明確に自分の考えを表明できているかをチェックします。

中には本当に笑いにあふれるコンテンツも用意していて、楽しみながらも自分をどんどんコンフォートゾーンから押し上げる工夫をしています。

真のダイバーシティを体感するコミュニティ

コードクリサリスの一員になるとわかるのですが、世界中の出身の人と出会えます。欧米、中東、アジア、アフリカ、本当に様々な国々からよく日本に来てコードクリサリスに集まってくれたねというくらい、コミュニティが何千人単位で組成できました。

コードクリサリスでは初心者の方々向けに基礎プログラムを提供していて、英語と日本語で開講しているのですが、日本語のプログラムを卒業したとしても当然コミュニティの一員です。

Meetup.comでコードクリサリスのページをのぞいて、もし興味のあるワークショップや交流会があったら、ぜひお越しください。ちなみに今コミュニティは4,000人を超えていました。

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コードクリサリス自体の成長の仕組み

コードクリサリスのインストラクターも精鋭のフルスタックソフトウェアエンジニアです。教材や教え方を含めたカリキュラムはGitHubを使ってどんどん更新がかけられて改善されています。また、スタッフ全員も他のスタッフや生徒さんからのフィードバックを受けて改善をすべく、Retrospective(振り返り)を実施して仕組みとして改善を図るようにしています。

当たり前の話ですが、サービスを営んでいたら常に改善を繰り返しますよね。当然私たちコードクリサリスも、常に改善を施しています。

まとめ

今日はコードクリサリスの強みについてお話ししました。もしご興味があれば、コードクリサリスまでご連絡ください。日本語イマーシブプログラムも始めますので、ご興味があればぜひ。

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