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自分に投資することのリターン

何かしら教育を受けることはお金がかかります。例えば日本でも義務教育ですら当然ですが、施設、コンテンツ、教師の給料等々お金がかかっています。義務教育ではない高校以降は自分に教育することへ投資をしているのであり、投資だから本来はお金をかけただけのリターンを明確に期待して、そのリターンが期待しているものと比べてどうであったかを把握し、その結果に応じてアクションを打たなければなりません。

また、投資ですからもちろん今だけを見るとお金が出ていきます。この社会では一定のお金は生きていくために必要なものであり、まとまったお金を払わなければならないことは時として恐怖にも似た感情を抱くこともあるでしょうし、そのくらい重大な決断となります。

一方でお金は投資しないと増えません。銀行への預金も一種の投資ですが(利子としてリターンがある)、株式投資も当然そのリターンを狙っての投資ですね。そしてこれは人の給料にも全く同じことが言えます。義務教育を受け始めてから社会人として働くまで、もしくは社会人として働き始めた以降に得た知識や経験を活用して世の中に価値を提供し、その対価として給料をもらいます。つまり世の中に価値をどれだけ提供できるかが給料として定量的に表れるのであり、給料が低いということは世の中に価値を提供している総量が少ないことを意味します。

そして現代となった今重要なことは、世の中に価値を提供する総量は働く時間に比例しないということです。それだけ貴重な=レアな価値を提供できる人となっているかが給料として表れます。だから弁護士、公認会計士やパイロットといったなれる人の数がそもそも少ない仕事は、給料が高くなります。逆に何も勉強しない人は当然その知識は古くなるばかりで勉強する人にどんどん圧倒的な差が付けられるので、どんどん世の中に提供できる価値は少なくなります。

つまり、何かしらレアな存在になること、また勉強をし続けること=世の中に価値を提供できる何かを得たりアップデートし続けたりすることが、豊かになる秘訣なのです。そしてこの二つに共通して言えることは、自分に何かしら投資し続ける必要があるということです。

今あるお金を大事にするよりも自分に投資した方が1年後、5年後、10年後のそのお金が化ける量は、ただ持っておくよりも果てしなく差がつきます。しかもそれだけではなく、自分に自信が持てることにより、プライスレスなリターンがあります。むしろ私は後者の方を強調したい。

ROIという言葉があります。Return On Investment の略で、投資した額に対するリターンです。人生においてROIをいかに高めるかは非常に重要なことです。常に自分の人生に投資をすることと、効率良い投資をすることを気にしましょう。

また、自分の人生への投資のROIは複利になります。つまり自分に投資した場合に自分の価値が20%上がるとすると1年の価値に毎年20%を上乗せ掛け算することになります。つまり年々生み出せる価値の上昇量も上がります。思い立ったが吉日で、気づいた今自分に投資すべきだということです。

1年目: 5,000,000 * 1.2 = 6,000,000 -> 1,000,000up
2年目: 6,000,000 * 1.2 = 7,200,000 -> 1,200,000up
3年目: 7,200,000 * 1.2 = 8,640,000 -> 1,640,000up
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でもなぜか。知識は掛け算だからです。プログラミング単体で考えてもJavaScriptを知っている人よりもフロントエンドを開発できる人の方が価値は提供できる。フロントエンドを開発できるから当たり前ですね。ではそれに加えてフルスタックではどうでしょう?フロントエンドを開発できることはもちろん、バックエンドを開発できるし、その橋渡しもできます。さらに一人で一通り開発できるからスタートアップでも活躍できるでしょう。というように知識は掛け算で、その役に立たせる場所が増えていきます。

これを読むと、若い人が勉強を始めたら勝てるわけがないと思う方もいるかもしれません。しかしそこで諦めてはいけません。もちろんそこで諦めたら試合終了だからやるしかないということも言えますが、あなたが生きてきて今まで得てきた知識や経験も当然掛け算できるのだから、勝算は十分にあるわけです。

例えば私は前職ではプログラムを書いていたのではなく、コンサルティング、プロジェクトマネージャーやカスタマーサービスもやっていました。そのことから全ての開発工程をカバーできるし、プロジェクトマネージャー観点で物事を考えられるし、カスタマーサービスの観点で運用保守を設計できます。というように知識や経験を掛け算して自分の価値を高めることができています。

コードクリサリスではとてもバリエーションのあるキャリアを持った卒業生もいます。例えばバレエダンサーだったYumaはフルスタックソフトウェアエンジニアになったことで、例えばバレエ関係でももう少し幅を広げたら芸術もわかるエンジニアというのは貴重なわけです。芸術を理解するということはサービスを開発する上で非常に重要な力を発揮します。

コードクリサリスはフルスタックソフトウェアエンジニアを輩出するという点に関しては随一のリターンを生み出せる自信があります。ぜひコードクリサリスに興味のある方はご連絡ください!

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