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インハウスのソフトウェアエンジニアが必要な理由
コードクリサリスがフルスタックのソフトウェアエンジニアを育てて日本をエンジニアリング大国にする一つの戦略として、インハウスのソフトウェアエンジニアを輩出することです。
今まで日本では各企業が自分たちでエンジニアを囲い込み自社開発するのではなく、SIerやプログラマを抱えている会社に発注することが多かった。その結果、自社のシステムなのに自社の人はほとんどがその全容を把握することができず、結果的に他社に依存しなければならなくなりました。
ところがもはやソフトウェアはあらゆる企業が成長するための中心となり、その中心を外部に依存するという極めて危険な状況になっているのではないでしょうか。だって、例えばその外部の会社が潰れたらどうするの?という話です。これは会社の大小関わらず抱えている問題だと思います。
もちろんSIerやプログラマを抱えている会社が不要なわけではありません。私も前職はSIerで働いていたので、その培ってきた技術力、品質管理能力、マネジメント力やコンサルティング能力は凄まじいものがあります。私も育っててもらった身としてこれは一生の宝物です。なのでその持ち合わせている能力を使って、より新しい技術を実際に使える技術に落とし込んだり、そういった環境を整えたりすることは彼らができることだし、また彼らもソフトウェアを中心に据えて新しいサービスを作ることもできるでしょう。
コードクリサリスは法人様ともお話をさせていただいているのですが、やはり会社の大小関わらずこの事実は経営課題になっていることを肌で感じます。
そして私はこれは政府系にも言えると考えています。
政府も最近ではデジタルトランスフォーメーションという言葉で、ソフトウェアを中心に据えなければならないという課題を前に出しています。私はこれはとても素晴らしいし前進だと考えています。だって社会を成立させている仕組みを政府は担っているのだから。
もはやGoogleやらFacebookやらが国となるのではないかという論述も見かけます。ソフトウェアを中心になんでも作れてしまうからそれも不可能ではないのでしょう。この話を始めると話がまとまらないので置いておきます。
今こそ政府も民間企業もインハウスで開発できるようになるべきです。これは全て自前で作ったほうが良いという極論を言いたいわけではありません。もちろん得意な人に任せたほうがスピードも上がることは十分にある。
依存を脱却すべきなのです。すべて自分たちでまとめられる。たとえば何か新しいのを作るのであればさくっと自分たちでプロトタイプして実験思考で試してみて、方針が決まったら他人の手を借りても良い。操縦桿は自分で握るべきなのです。
これができるようになると、まず一つはそれぞれが社会にどんな価値を提供すべきなのか、できるのかを考え実践できるようになるでしょう。なぜならば自分たちで試せるから。何か始めるにも試さずにいきなり成功しろというのは無茶です。
そして次にそこで働くことが楽しくなるでしょう。なぜか。自分たちで創意工夫ができる環境になるからです。こういうのは?ああいうのは?じゃあ作ってみるか!こういうフィードバックが来た。じゃあこうしてみようか。じゃあこの方針でいくか。
当然ソフトウェアエンジニアだけではこれはできません。マーケター、デザイナー、マネージャー。いろんな人の協力が必要です。ただコードクリサリスはまずはソフトウェアエンジニアを育て、このピースをパズルにはめたいのです。
創意工夫に全力で取り組めると仕事は楽しくなります。遊び心です。子どものときから変わっていない。もしかしたら先祖のときから変わっていない。私はこれが最強の働き方変革だと考えます。
個人向けはもちろんエンタープライズ向けもプログラムをご用意できます。コードクリサリスにご興味がある方はぜひご連絡ください。