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『世界のサラダ図鑑』に登場してくる日本では手に入りにくい食材 第8回 野菜 その8 ハーツ・オブ・パーム/ハート・オブ・パーム

ハーツ・オブ・パーム/ハート・オブ・パーム

使用しているサラダ
Mauritian Palm eart Salad, モーリシャス/ Grenada Black Beans, Heart of Palm and Corn Salad, グレナダ/ Salsa de Palmito, ブラジル

ハーツ・オブ・パームってどんな野菜?

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 ハーツ・オブ・パームとハート・オブ・パームとか呼ばれるこの野菜は、たぶん名前すら知らない人が多いのではと思います。ウィキペディアではヤシの木の芽の内側と書いてあります。確かに芽ではあるのでしょうが、若い幹といったほうが分かりやすいのではないでしょうか。リンクのYouTubeの動画を見れば、実際にどのようなものか、どの部分がハーツ・オブ・パームになるかが分かるでしょう。

https://www.youtube.com/watch?v=xmohy4y6dZ0&ab_channel=America%27sHeartland


 ヤシの木ならば何でもかまわないかというとそうではなさそうで、ココ、ジュサラ、アサイ、パルメットなど一部のヤシに限られます。こうしたヤシの幹をマルタ状に切り落として外側の硬い皮をむくと、きれいなクリーク色になります。この柔らかい部分がハーツ・オブ・パームです。

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どんな味?

 ハーツ・オブ・パームの味はとてもデリケートで、アーティチョークや白アスパラガスに似ているとよく言われます。中華料理などでよく使われるウォーターチェスナット(シログワイ)のようなナッツっぽさも持っています。食感はアーティチョークなどとは違い締まっていて、パリっとした感じさえあります。

代替品は?

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 まったくないというわけでなく、缶詰なら手に入る可能性がわずかですがあるとは思いますが、入手が難しいことは確かです。私自身、住んでいるアメリカ東北部では生のものは見たことがありません。ただ缶詰ならほぼ100%普通のスーパーで手に入ります。前述したようにハーツ・オブ・パームは味がアーティチョークに似ているところがあります。必然的に代替品はア=ティチョークということになるのですが、私としては缶詰の白アスパラガスをお勧めします。食感も味もとても近いのでは私は思います。

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