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『世界のサラダ図鑑』に登場してくる日本では手に入りにくい材料 第2回 野菜 その2 ラディッキオとエンダイブ

ラディッキオ

使用しているサラダ
Mesclun, フランス/Salade Niçoise, フランス

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 チコリの仲間の赤白キャベツのようなフランスやイタリアでよく使われる野菜。生で食べると辛さがあり、それがラディッキオの魅力でもあります。最近は日本でも手に入るようになってきたようです。エンダイブ(フリッゼ)やベルジャンエンダイブ(同じエンダイブの仲間でも見た目がまったく違う野菜)が代替品として使われますが、日本ではどちらもラディッキオと同様手に入りにくいですね。ラディッキオに似たピリッとした辛さを持つ他の野菜を使うのも一つの解決策だと思います。候補としてルッコラやクレソンなどが挙げられます。春菊もおもしろい存在ではないでしょうか。

エンダイブ(フリッゼ)

使用しているサラダ
Mesclun, フランス/ Salade Niçoise, フランス/ Salade Lyonnaise, フランス

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 細くてちりちりに縮れた葉っぱの見た目がとても美しい野菜です。少し苦みというか辛みがあるのが特徴で、ほとんどの場合はサラダに使われます。ラディッキオのところで書いたのように、ベルジャンエンダイブは違う野菜なので注意。アメリカではチコリと呼ぶ場合もあるので余計にややこしいですね。
 代替品はラディッキオと同様に考えればいいでしょう。

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