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フクロウ24耐

こんにちはー。
最近飲んだ日本酒で美味しかったのは
「龍勢 生酛備前雄町 特別純米酒」だったマサシです。

前回(といっても2月の記事ですが)なんとかなんだろ。で終わったものの、夏頃までなんとかならなかったので放置をしてしまいそのうちにノートの存在自体を忘れてました。
気付けば12月。今年を振り返ってみると、結果として色々なんとかなったので、今更ながらいくつかのイベントやレースを思い出しながら書いてみようと思います。

◆前置き

ちょっと話は今年上半期に遡ります。
そもそも、100mileのトレランレースに出てみたい。一番手っ取り早く参加資格を満たせそうなのがOSJ KOUMI100。今年40歳になる節目に実現したいと考えて、それを基に参加資格を積み上げるべく上半期に「彩の国100k」と「OSJ ONTAKE 100km」にエントリーしていたのですが、これがコロナにより悉く中止。仕方がないの一言ですが、開催を信じて上記2レースに向けて彩の国は試走を何回か重ねたり練習をしてきたつもりでした。

上半期にKOUMIの参加資格を積み上げる事が難しいとわかってしまい、40歳から目論んでいたロングレースデビューが水の泡に。
そんな中、高尾のLDAが主体で近隣のランニングチームから代表者を各1名ずつ選出し走る(認識が違ったらすいません)フクロウ24耐というイベントの開催があるという話を聞きました。ありがたい事に所属しているチームにも声がかかりチームの仲間からお前が出ろという事で参加させてもらう事に。
日程もONTAKE100と同じ日(7/17-7/18)の開催で元々出る予定だったので練習していたことを試すいい機会だと思いました。

◆フクロウ24耐って

走りやすいコース

・コースは高尾グリーンセンターをスタートゴールとする1周約13km D+500mくらいを24時間耐久で走るというもの。
・3の倍数毎に逆周。
・12周で約100mileの距離を達成なので24時間以内に終えられればフルコンプで終了。
・7周できれば最低限の完走扱いにはなる。
・補給は周回ごとに自分で用意したものでやりくりする。(飲み物や多少の食べ物は用意してくれてた)

あとは、コロナ対策や歩行者とすれ違う時は挨拶や歩行する事など細かい(当たり前な)ルールもあるけど割愛。

◆さてどーしよう。(戦略など)

・試走は一応しました。
・とにかく暑いので中間地点にある(コースからは往復300mはあるからロスにはなる)コンビニでアイスコーヒー買って氷だけポケットに入れて握る。
・エイドでもロックアイスを握ってスタートする。
・足攣りとハンガーノック対策で塩分と水分は絶えず取りつづける。
・休憩含め2時間で12周なら1:55前後で5分エイドでなるべく休まないつもりでやろう

あとはレースでも遊びでも50kmが最長距離で今回未知なる距離の挑戦なので
・ペースわからないけど行けるところまで行ってみよう、それも経験だ
・早い人の走り方やペースメイクを学ぼう
・疲れた時に食べられるもの食べられないものを知っておこう

と、まぁこんな感じでした。

◆と、いうわけでスタート

50人位の参加者がいたと思うが、他チームや厚木の仲間など知った顔が何人も出ていたし和やかな雰囲気で始まったので緊張は特にしませんでした。
12時からスタート。暑い。暑すぎる…
1周目はペースわからないけど先行してみたらいきなりロストしましたw
コースにリカバリーしたらちょうど結果として1.2位になった選手、OSJの年間で上位の選手の3人がパックになってたので試走したけどコースの再確認としてついて行ってみました。和やかに話しながら自己紹介したりギアの話をしたりで1:45くらい。
2周目は1位の選手とパックで1:35くらい。
この辺で早すぎるなー自分のペースじゃないなーという事で離脱し単独走行。大体1:50前後だったと思います。
途中、所属や練習参加しているチームの仲間や知り合いが応援に来てくれてかなり励まされたし、3の倍数の逆周では共に走る知った仲間と必ず顔を合わせるので楽しかったです。
コースも走らされる気持ちの良いコースでした。
大きな問題はなく日が暮れ夜を迎え身体の重さを感じてきた6.7周。この辺から気持ちも少しナーバスに。それでも夜23時くらいに厚木の仲間が応援に来てくれて大分励まされました。

8周目、身体も足も重く深夜2時前後くらいだったと思うのですが後半の下りの木の根っこを避けて着地した時に右足首をグネッてしまい、何故か膝の外の腓骨頭からピシッッッという音が。そっからは走る事ができなくなり、歩きで様子見。とはいえグネって腓骨に経験した事ない痛みが出たので諦めてグリーンセンターでDNF宣言し終了しました。

◆終わってみて

終わってみてグリーンセンターの風呂入って少し仮眠して元気になった頃振り返るとテーピングしたら走れた?長めの休憩などで回復できなかな?夜中でナーバスになりすぎたかな?と色々な思いが巡りましたが、結局その時の選択が全てだと思いました。
それでも完走した選手、まだ頑張って続けている選手が眩しく、眺めているだけなのは悔しかったので、長く走れるようにしたい。そのためにはペースや補給を見つめ直そう。
ポジティブな面に目を向けると自己最長の100kmは走れる事はわかったし、終わる時点の順位もそう悪いものではなかったので立ち位置はなんとなく把握できた気もする。

良くも悪くも自分を試すイベントだったので自分が今後目指す本レースの前に痛い目に合う経験ができてよかったと思いました。

世の中の状況的に難しい時期でもある中で開催して下さってありがとうございました!

装備
キャップ: 山と道/Stretch Mesh Cap
トップス: F&M MESH SLEEVELESS 02 
パンツ : 山と道/DW 5-Pocket Shorts
靴 : HOKA ONE ONE/SPEED GORT4
ウエストバック: PaagoWorks / RUSH HIP

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