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OSJ 新城トレイル32K【後編】

こんにちはー!
最近飲んだ日本酒で美味しかったのが
「とおの どぶろく 速醸火入れ」だった、まさしです。

前回の続き「OSJ 新城トレイル32K」当日編です!

◆めっちゃ気温が上がるそうで。

32kmのスタートは8:00。その1時間前の7:00にダブル64kmがスタートするので宿から近いし何人か知ってるトレイル仲間が出場するので観戦に向かう。

雨は止み空は青空。天気予報を見ると朝で既に14℃。日中は20℃を超えるそうだ。念のためシェルを着たけど短パンで充分観戦できる気候。

トレランレース歴が短いので有名選手の顔と名前は全然知らない方だけど、それでもエントリーリストを見ると何となく知ってる錚々たるメンツ。出場する仲間に挨拶と握手で激励。みんな目がギラついてる。いい感じだね。頑張ってらっしゃい。

7:30に整列開始とあったので一度部屋に戻り準備。チェックアウトをして少し早めの7:20に外出てみたら案の定整列組が。早いよ。
スタートから数キロ先がシングルトラックのトレイルで行列に巻き込まれると大幅にペース乱されるからなるべく前に並んでスタートから頑張れ。と言われていたので渋々並ぶ。

50人目くらいには並べたかな。
今回厚木大学からは3名が出場。
もう先に言っちゃうと
左の女性は年代別3位に入りました

数々の横入りを尻目に狭い範囲で準備運動をしてたらあっという間にスタート時間が。
数百人も出てるのにスタート1分前の静寂はとても気持ちの良いものでした。集中して楽しんで来よう。
8:00 スタート!

◆スタート〜第一関門 亀石の滝
(0〜12km)

一応最初に高低図を置いときますね。
(大会公式HPより抜粋)

スタートからの林道2.5kmはその先から始まるトレイル入口の渋滞に巻き込まれないようにとにかく走る。周りも走る。

フルマラソンサブ3ペースで心拍も爆上がり

いやいや。速いよ…。いきなり死にそうだよ。
トレイルに入っても呼吸を整える暇もなくつづらの急斜面を登り続ける。一応位置的には5時間切りを目指しているグループっぽいので軽く行列にはなるけれど良いペースだし譲り合いのマナーもしっかりしていたのでストレスなし。
大和田林道のピークからはだいぶバラけたので自分のペースで進めた。

走れるはずもない岩稜の急斜面を登る

改めて高低図を見てもらってわかるようにこの区間はガーンと登ってガーンと下って、またガーンと登って下りる。完。って感じ(語彙力はない)
登りは基本走れなかったな。
手元のタイムでは1時間35分で亀石の滝へ。

渋滞にハマった仲間提供の写真。
確かにシングルトラックなので抜かすに抜かせないコース。
最初頑張ってよかった。
亀石の滝

◆亀石の滝〜第二関門 棚山迂回路
(12.0km〜22.4km)

ここからがコースの核心部。宇連山(うれやま)へ。

拡大すると上にも人が。
ずっとこんな感じだった

……辛い。……辛かった。
以外の感想は特にないので割愛したいくらい。
あ、でも宇連山分岐から合流区間でダブル64kmの選手が下って来てて、一位二位の選手に続きスタート前に握手を交わした澤柳選手とハイタッチ!
結局彼は2位でゴールする事になるんだけどエグい斜面を飛ぶように降りてた。比喩表現ではなくあれは飛んでた。意味不明でした。
あ、ついでにおめでとう。
ちなみに自分が後半下りる時にそのイメージで入ったけどできるはずもなかった。
本人にも伝えたけどダブルの攻略法聞いても速すぎて参考にならないから別の方に聞きますね。

ピークの宇連山付近で時計をみると17km前後で累積が既に2000m。いやーなかなかだった。
登り切ってからの下りは脚がガクガクですぐには走れなかったよ。
19.8kmのエイドステーションで給水し林道を少し登るとここからは山をトラバースするように緩やかに下る東海自然歩道。もうゴールまで一生こんな感じでいてほしかったなー。気持ちよかった。
下り切りってからの関門エイドの手前が前日の雨で水没しまくってたのでその水溜りを変に避けながら走ってたら負荷がかかり脚を攣ってしまい引きずりながら第二関門エイドへ。水以外にパリンコとチョコがありました。

時間は1時間49分
リザルトみるとこの区間順位が総合順位に対して大きく下回ってるので自分がいかに登りが弱いかわかるな…

◆棚山迂回路〜国体コース分岐
(22.4km〜28.7km)

もう核心部が終わったと思ってたら全然終わってなかった。
この辺は地味なアップダウンの繰り返し。
ただ他の選手も大分体力削られてきたのかこの辺がDNFと思われる引き返してくる選手、走れる平地なのに歩き続けてる選手を数人見たし、自分自身も順位の入れ替わりが1番激しかった区間。弱い登りで抜かされ下りで抜き返して、みたいな。レースじゃなかったら永遠に歩いていたかったけど頑張れたな。
再びコースは宇連山分岐に戻りそこから高低図見てわかるように急斜面の下りをなんとか降りきり第三関門エイドへ。疲れと必死すぎてこの区間の写真はなし。

◆国体コース分岐〜ゴール
(29.4km〜32km)

関門の方に残り3km!と声かけをもらう。
この時4時間25分。あー終わる、あー終わるやっと終わる。と呪文のように独り言を言ってたと思う。

こんなん最後2.5kmは
もうずっと下って終わりだと思うじゃん。

事前にに確認しておいた高低図だと関門から南尾根展望台からは一生下り続ければ済むんだなと安心してたけど実際は
全然そんな事はなかった。
そう。全っ然そんなことはなかったよ。(声を大にして言いたい)
ちょいちょいジャンプしないと渡れないガレた大きな岩場を通らされたし、なんだったら緩い登りもあったよ…

拡大すると遠くに人が見える。
斜面になってる岩稜帯
真っ直ぐ接地できないので走れない
天気よかったなー
最後くらいは記念に風景写真を

それでもなんとかラスト800mくらいかな?
ようやく本当の下りの林道に入ったところで油断して根っこに引っかけ前転する転倒。狭いつづら折りの道なので斜面に滑落しなくてよかった。

買ったばかりの高級靴下に穴が空きました
悲しい

そして転倒したとかぬふくらはぎを両足共にめちゃくちゃに攣る。この時時計をみると4時間40分。あと20分。あ、終わったな。
…と思ったけど何とか足首回したらいけそうだったのでなんとかゴール。無駄にロスはあったけどとりあえずは間に合ったみたいでよかったー。

ごーるー

◆やっと終わった

記録は4:49:15  総合28位/668人中   40代 8位
距離は30km強と長くはないはずなのに途轍もない疲労感。
まぁ、とにかく目標としていた5時間切りを果たせたので満足満足。

反省点は
・水分が明らかに足りない。500mlのフラスク1つだけしか持っていかず各エイドで汲んでも2.5L。これは全然足りない。電解質も同様に不足。
いつも以上に攣るわけだ。
・自分の足と靴下と靴の相性が合わず靴の中で横滑りしまくっていた。靴下は渡渉しても全然蒸れないし靴も軽いし滑らない。個々は好きだし最高だけど合わせると自分の足には相性が悪かった。組み合わせを検証し直そう。
・水分不足が主な理由だがいつも練習で食べてるナッツバーが食べられず保険で入れてたオニギリに助けられた。
・とにかく暑さを舐めてた。

まぁこんな感じかな。次に活かそう。
厚木大学の仲間も全員大きな怪我なく無事に完走。

大会開催に際して自治体の方々やボラの方々、そしてこんなエグいコースを考えてくれたOSJ。
ありがとうございました!いいレースでした。

ダブルの権利は得たけれど来年このコース2周を制限時間内にクリアできる想像はまだできないので1年ゆっくり考えます。

筋肉がぶっ壊れてるので帰りにすぐさま
リカバリー飯
厚木の焼肉の名店「鬼の家」へ
ここはシロコロも良いけど
ハラミを無限に食べる事をオススメします。
厚木大学 新城部
お疲れ様でしたー


今回の装備

キャップ: RIDGE MOUNTAIN GEAR
トップス: Teton Bros
レイン:GORE WEAR
パンツ:山と道
ソックス: HIKER TRASH
靴: ALTRA 
バフ:F.C.R.B
アームウォーマー: oreno
ウエストベルト: instinct
ヘッドライト: milestone


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